市広報誌で大人向けの水泳教室15名募集の記事に目がとまりました。
これだ!往復ハガキに申し込み項目を記入し、返信側には私の住所氏名を記入して投函しました。
公営の教室はシニアに大人気で競争率がいつも3倍程度あり、3年前の応募では抽選で落選でした。
しかし今回は、今日晴れて当選の返信ハガキが届きました。水泳教室は4月17日から週1回で8回コースです。何歳になっても当選はうれしいですね。
実は、私は45年ぶりの水泳なんです。学生時代は佐渡の両津湾を横断遠泳もできたほどでした。でも45年間のブランクでどのくらい泳げるものか?
今回の水泳教室でシニアスイマー復活できればと、もうすでに気合が入っています。。
さて、どうなることか。
この記事はこれから水泳を習いたいと考えているシニアに対し、シニアが水泳を行うと良いことや費用などを紹介します。
子供が水泳を習うための情報は多くありますが、シニアを対象とした記事がほどんどなかったので書くことにしました。
1.シニアが水泳を行うメリット
① 体全体を鍛えることができる
水泳が全身運動であることはみんなが知っているとおりの話です。
ですので、普段運動をしない人でも全身運動なので一度に体全体の筋肉を鍛えることができるのが水泳といえるでしょう。そのため効率よく体全体の筋肉を鍛えるのに最適なのです。
例えば、いつもより多く歩いた時でも疲労感を感じずらくなることや、背筋が伸び腰痛が改善されるなど、すぐに実感できるようになります。
シニアはどうしても運動不足と年齢のために筋肉が落ちてしまいますので、水泳を行うことで効率的に無理なく鍛えられるのは一番のメリットと言えます。
② 運動中に怪我するリスクが低い
シニアになると骨などがすり減っていたりしますので、足やひざに負担がかかるような運動は危険を伴うようなことがあります。
しかし、水泳は浮力がありひざなどに大きな負担をかけることが少ないスポーツです。ジョギングや山歩きなどと比べるとひざなどの関節に負担がかかりにくいので、怪我のリスクは比較的に低いスポーツです。
③ リラックス効果と程良い疲労感からよく眠れる
水泳は不眠症で悩む方などにおすすめの有酸素運動として紹介されています。
有酸素運動は、ウォーキングやジョギングなどがよく知られていますが、水泳も有酸素運動として効果が大きいスポーツです。
学生時代のプール授業での水泳の後に眠くなるという経験をした方も多いでしょう。これは程良い有酸素運動による疲労感やリラックス効果(自律神経の乱れを解消)から睡眠に繋がっていると考えられます。
2.水泳を行うとき注意すべきこと
水泳はメリットが沢山あるスポーツですが、反面、注意しなければならないことも有ります。
① 心臓発作の危険
プールの水が冷く感じることがあります。
そういったところに急に入ってしまうと急な温度差の影響により、心臓が停止してしまうような最悪ケースが無きにしも非ずです。特にシニアは注意しなければなりません。
そうならないようにするためにも、まずは水泳の前にしっかりと準備体操をしておくことや、入る前にプールの水温のチェックを自分なりに行いリスクを減らすことが必要です。
② プールサイドでの転倒など怪我
プールサイドは意外なほど滑りやすいです。滑って転倒など怪我をしないよう注意してください。絶対に走らないことです。
③ 運動量が大きいという点
水泳は全身運動で非常に運動量が多いのが特徴で、これがメリットになっているわけですが反面注意しなければならないことにもなっているわけです。
この運動量の多さが、シニアには大きな負担になります。時間にしてはあまり泳いでいないと思って泳ぎ過ぎてしまうと体は大きく疲れると同時に疲労を蓄積してしまうことになります。
それにより血圧の上昇や脳こうそくなどの病気や、脱水症状、心筋梗塞など
軽微なものから重大な疾患を患うリスクが発生してしまうことがあります。
こまめな休憩や水泳のペースを自己管理が重要になってきます。
3.シニアが水泳をより楽しみための方法
水泳を始めてもただ泳いでいるだけだと、すぐに飽きてしまいます。目標や目的がないと長続きしないものです。これはべつに水泳だけではなく、どのスポーツでも勉強でも同じです。
水泳を泳ぐだけの楽しむだけでなく、より楽しめる方法をご紹介したいと思います。
① 新たな交流関係を作る
大人の水泳教室等に参加することで、一緒に参加しているメンバーの方と顔見知りになるでしょう。何回も一緒に練習をしていると連帯感が生まれ自然に会話も出て交流関係が出来ます。これがきっかけで水泳教室以外で交流が生まれる可能性もあります。
シニアになると新たな人との交流を始めるのは難しいものですが、人と新しい接点を持てないシニアにとって、このようなスポーツをきっかけに交流関係を広げるのは生活に張りを持つ良い切っ掛けととなります。
② 競技会を目指す
シニア向けの水泳大会としてマスターズ水泳大会があります。
シニアの趣味として程よく楽しむ方がいる一方で、目標に向かって努力した方が長続きする方も多いでしょう。
シニアの水泳大会としてマスターズは非常に人気で、スポーツジムや水泳教室でも競技参加を目標の一つとして勧めているところも多くあります。
初心者でも水泳教室に通うならマスターズの出場を目指し練習しても良いかもしれません。タイムアップなど日々の変化にやりがいを感じられます。
4.水泳にはいくらの費用がかかる?
①基本水泳用品の準備
水泳を始めるのにいくらの費用がかかる?
水泳は基本的に水着、帽子、ゴーグル、人によっては耳栓。この程度の用品の準備をすればOKです。
シニアの人たちは若かりし頃、水泳の時に帽子はかぶらなかったと思います。しかし現在では100%のプールで着用が義務づけられていますので忘れないでください。
水泳の用品費用は
●水着 3,000円~10,000円
●帽子 1,000円
●ゴーグル 1,500円 ~3,000円
●耳栓 1,000円
初めはこんなもので十分です。
初心者の方はあまり高価な水着は必要ありません。リーズナブルを水泳用具を用意できればよいでしょう。
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② 水泳教室の費用
●一般の水泳教室代 7,000円~1,0000円程度(週1回から週2回通う場合の費用)
●公営の水泳教室 10回コース 3,000円~5,000円程度
ちなみに私が今回入ることができた水泳教室は、市営プールで募集した「大人向け基礎水泳教室」です。
週1回づつで全体で8回コース 2,500円+150円(保険料)+プール費用(シニア250円/回、一般510円/回)です。公営はとてもお安くシニアの味方ですね。
初めての方はすぐに水泳教室に通うのではなく市営のプールなどで少し慣れた後、様子をみながら水泳教室を探して入ったほうが安心できるのではないでしょうか。
5.さいごに
この記事はこれから水泳を習いたいと考えているシニアに対し、シニアが水泳を行うと良いことや費用などを紹介しました。
すこし、当たり前のことを真面目に書きましたが、
私の本音は
水の中って超キモチイイ!!!
少し頑張って、汗をいっぱいかいてもベタベタしないです。
これってすごくないですか。
そして一人でもできるし、時にはみんなと一緒にやることもできる。
意外とシニアには重要ですよね。
当然、プールに浸かってるだけでも運動になるしリラックス効果もあり、競技などに参戦して自分の成長を把握しやすい。
良いこといっぱいですね。
是非、シニアの手習いで水泳に挑戦しましょう。
【大人向け水泳教室】に入って1か月が過ぎました