筑波山の梅林におばあちゃんを連れて行くことになりました。
おばあちゃんがなぜ、筑波山に拘っているのかは分からないのですが、2週間ほど前から、まったく行った経験がないのに、何度か筑波山の梅林の話をしていたのです。
私というと、50年前ほど前になりますが、高校の2学年全体で筑波山への登山旅行に行ったことしか記憶が無く、筑波山の梅林なんか初めて聞いた事でした。
ちなみに、筑波山梅林を調べてみると、
筑波山中腹(標高約250メートル付近)にある梅林で、2月から3月にかけて約1,000本もの梅が花を咲かせ、一年で最も美麗な姿を私たちに見せてくれます。梅林最上部の「展望あずまや」からは、梅の花と筑波山麓の田園風景や研究学園都市、さらに関東平野も一望でき、まさに絶景です。好天気には東京スカイツリーや富士山まで見渡せます。
てなことが書かれており、これは期待大ですね。
筑波山へ行こう!
今日の天気は曇り一時晴れで、遠景が絶景とはいきませんでしたが、穏やかでまずまずの日でした。
筑波山の市営第一駐車場(有料:1回500円)に車を駐車し、おばあちゃんと歩行器を押しながら、中腹の梅林へ向かったのですが、坂が急すぎて、そして距離が長い。やっぱり96歳のおばあちゃんには無理なようでした。
困っていると、実にありがたいことに、駐車場から 梅林の最上部の「展望あずまや」まで無料のシャトルバスが行っていることを、駐車場の整備員の方がわざわざ来て教えてくれました。
シャトルバスの停留場で待っていると、まだ誰も載っていないシャトルバスをおばちゃんのために用意してくれたのです。そして、丁寧にエスコートもしてくれたのです。
おかげで、今日一日、安全に、スムーズに梅の花を堪能することができたのです。感謝、感謝です。ありがとうございました。
梅林の一番上のシャトルバスの停留所からは、急な階段ですが、現在は木製のスロープに替わっており、超高齢者の歩行器(押し車)や妊婦でも安全に登れるようになっていました。
この梅林頂上部の「展望あずまや」まで、木製スロープが完成しており、とても優しい梅林になっていますので、体が不自由な方を連れていっても、すごく喜ばれるのではないでしょうか。お勧めですね。
帰りにおばあちゃん曰く、「96歳になっても皆さんの親切のおかげで、こんなに高いところに登ることができ、素晴らしい梅や景色、そして沢山の老人を見ることもできました。ところで、ここはまだ俗界なのかな?別世界なのかな?」
、
今日も読んでいただきましてありがとうございます。