昨日の大人のスイミングスクールで「体の力が抜けて、泳ぎが見違える程カッコよくなったね。」と私の娘くらいの年齢の先生に褒められました。
シニアになっても、こんな一言の褒め言葉でも嬉しくてハイになるもんですね!
そして、もっとスイミングの練習をして、よりカッコ良く泳げるよになろうと、私のモチベーションはこの一言で大きくアップしました。(なんと単純なシニアなんでしょうか!)
褒められて怒る人は、まずいないですよね。
まさしく、このことなんです。人から褒められることで、褒められた人の人生がより豊かに変わるのです。
私は、年金生活に入った後、残りの人生をより豊かに生きるために3つの事を心がけようと決めました。そして実際に毎日実行することにしています。
3つの事とは、
「誰かを褒める」「誰かに喜んでもらえることをする」「自分の何かを昨日より進歩させる」
こんなことを毎日心がけて生きています。今日はこんな話をします。
1.「誰かを褒める」ことに心がける
まさしく、昨日のスイミング教室の逆です。
毎日の生活の中で、些細なことでも、私が誰かを褒めるように心がけています。
私が現役の頃、妻や子供達から、「お父さんはいつも文句ばかり言う。文句ばかりだからやる気が無くなってしまう。」とよく言われました。
その時私はまだ未熟で、仕事と子育てで奮闘中、何とか子供達を良くしたくて必死こいていて、褒める余裕なんかなかったのでしょうね。
褒められた人は、年齢に関係なく嬉しくなり、気持ちよくなり、モチベーションが上がります。
「人は褒めて育てろ!」とよく聞きますが、意外と当事者になると難しいものですね。
褒める時には、かならず相手がいます。
小さなことでも相手を褒めると、褒められた相手だけでなく、褒めた側も同じように、お互いの周りの雰囲気はより前向きな豊かなものとなっていきます。そして、相乗的に良い方へのスパイラルが回っていきますよね。
2.「誰かに喜んでもらえることをする」ことに心がける
「誰かに喜んでもらえることをする」ということは、
社会貢献活動などというような、大それたことすると言うのではありません。
「誰か」というのが家族でもいいのです。町で出会う人でもいいし、道ですれ違う誰かでも良いのです。
相手の笑顔が見られたら、「喜んでもらえた」のだなと認識できるほどの小さな内容でいいのですよ。
妻に対し、風呂の掃除をしたら喜んでくれた。
町内会の手伝いをして喜んでもらう。
庭の手入れをしているときに隣の奥さんに「おはようございます」と挨拶をすると、相手からも「おはようございます」とにこやかな挨拶が戻ってくる。
等々。
ほんの小さなことなら、「誰かに喜んでもらえること」は日頃から心がけていれば沢山あるし、簡単でしょう。
でも、こんなことでも、日々行っていると私たちの周りは、より豊かな雰囲気が出来上がり、お互いにより豊かに生きることができるように、なるのではないでしょうか。
良い社会とはこんなことなんではないでしょうか。
3.「自分の何かを昨日よりも進歩させる」ことに心がける
シニアだからといって、一日漠然とボーと過ごしていては何の生きがいもありませんよね。
私は寿命が尽きる時まで、前向きに生きていきたいと思っています。
同じ一生なら充実した生活を送りたいと思いますよね。
例えば、昨日のスイミング教室ではクロールで途中で休むことなく400m泳げました。そして、今日は410mでも、420mでも、自分が進歩するためにどうしたらよいか考えながら、目的をもって取り組みたいのです。
人間って、目的と達成感が有ると、何をやってもおもしろくなくなって、どんどん進化しまいますからね。
シニアでも萎えなければ進化できる。このように考えるのは私だけではないですよね。
スポーツでも、趣味の英語でも、庭の掃除でも何でもターゲットになると思いますよ。
4.まとめ
自分なりに生きていくための心がけを決め実践していれば、楽しく豊かな毎日を過ごすことが出来ます。
小さな目標でも、毎日「達成できた」と達成経験を繰り返して続けていくことが大切なんです。
そうすれば、いつの間にか、より豊かに生きることが出来るようになるはずですよね。