【台風19号床上浸水】 水害後3日間で出来た事、出来なかった事

今日は台風19号で床上浸水の被害を受けてから4日目です。

今日の記事は、台風被害を受けて、復旧作業を行っていて気が付いた事を自分の備忘録のメモとして書いています。
参考にしていただければ幸いです。

1.水害後3日間で出来た事

災害当日

水害被害を受け現実を見た時、意外にもパニック状態にはならず冷静でした。そして出来るだけ早く復旧しなければとの変に前向きな闘争心的な感じが沸き立ちました。


家や周囲は午前中には早々に水は引いくれたので、

まず初めに家の外観や室内の被災状況および家の周辺の状況の写真を撮影しました。

その後、息子や娘に連絡し、応援のお願いと同時に、マスク、スコップ、ゴム手袋、長靴、ホースなどの作業道具類や45Lのゴミ袋100枚、飲み水などを買い求め、作業服に着替える等の作業前準備をしました。

昼過ぎから家に入るためのアプローチのような小さな庭の汚泥や家の中の汚泥・ヘドロのかき出しを始めました。

④ ここで一つの決断をしました。
床上50cmくらいまで汚水が入ったため、もったいないと思っても、1階に有ったものでちょっとでも汚水がかかったものはすべて思い切って廃棄することに決めました。
液晶テレビや夏に買った洗濯機などちょっと躊躇しましたが、思い切って廃棄することにしました。この早い時期の決断が、早く復旧活動をするための良い動きだったと思います。

この決断の後は通り道のヘドロを取り除いた後は、畳、家具、雑貨、書籍、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、食器、食材・・・・・全部の物を廃棄処分するため家の横の道路の隅に出しました。

 

 

この日はここまでで夜遅くになってしまいました。

2日目

 

前日に引き続き、汚泥・ヘドロのかき出し、汚水がかかった家財などの廃棄処分のため家の横の道路に出して、積み上げました。

 

この時、新聞受けに新聞が入っているのに気が付き、新聞店に新聞配達をストップを連絡しました。優先順位は後でも良いことですが、なんとなく早く取り組んでしまいました。

気のコンセントが水に浸かった影響で漏電したのか、電気は使用できなかったので、電気工事の資格を持っている親戚の人に一部の室内灯が使えるようにしてもらいました。

これにより、夕方になっても室内の清掃などができるようなり、夜には予定していた1階の全体の汚水に浸ったものは外に被災廃棄物として横の道脇に搬出終了できました。

周りの被災した多くの家庭の、汚水に浸ったものの搬出はほとんど進んでいないようでした。その一番の原因は、洗って、乾かして、その後また使えるようにと考えていたようで、作業に時間が多くかかり、作業進度が極端にかかっているようでした。私の方は作業の初めに基本は廃棄することを決断していたためにスムーズに短時間で1階の中身のほとんどは無くすことができました。

後の話ですが、周りの家も結局、汚水に浸ったものは全部廃棄することになったようです。
なぜなら、洗って干しても、悪臭がとれないし、細菌に汚染されている心配からです。

3日目


やっと連休が明けたので、午前中に外部とのコンタクトを中心に進めました。

① 市へ台風19号に伴う家屋の浸水被害の申請と、リ災証明証の申請

資産税課へ連絡し、被災した家屋の状態を確認後、り災証明書の発行を行うべく受付をしてもらいました。被災家屋が多いので、実際に状態確認に来てもらえるのは1、2週間かかるかもしれませんね。

②災害廃棄物の収集の申請を市のごみ減量課に依頼しました。
結果として、時間はかかるかもしれませんが、市の車で搬出処理をしてくれることになりました。


③火災保険会社とコンタクト
損害保険ジャパン日本興亜の火災保険証を見つけ出し、コンタクトを取ろうとしたが苦労してしまいました。なぜなら、10年以上も前の契約証だったので、代理店は変わって分からず、保険会社自体も最近合併併合などで、事故対応部署のコンタクトに手間がかかりました。忙しいときにはこんなこともストレスになりますね。
保険会社の事故対応部署で水害の受け付けてもらいました。被災家屋家財の現物調査へ来てくれるのは2、3週間後になるかもしれないということでした。

④ 被災したこの家の住人(95歳のおばあちゃん)は当分私の自宅に移住してもらうため、当面必要となる日用品を移動および買い出しに行きました。

2日目に引き続き洗浄・清掃も夜までおこないました。


急がなければならない大まかなところは3日で一区切り出来ました。
まだ、残っていることはたくさんありますが、ここまで済んでいると気分的にはだいぶ楽になりました。

2.まだ出来ていない事

家の中の強烈な悪臭対応:どのようにするのが良いのか?
床下のヘドロ対応?
③ 室内外の消毒?
市の福祉課とコンタクト:被災でおばあちゃんが体調不良に。ケアの援助要請。
市や保険会社とのコンタクトは済んでしるが、実際に調査に来るときの立会いし、申請関係を完了させる。
郵便物の配達場所変更届
まだ、こんなことをしていかなければなりません。

力仕事は先が見えるようになりつつありますが、全部のやるべきことは、いつになったら終わるのですかね。

それから、元気に95歳まで自活生活をしていたおばあちゃんの人生を台風19号は大きく変えてしまったようです。

焦ってもしょうがないので、一歩一歩づつ進ませながらやっていくしかありませんね。

台風19号、床上浸水。家族の結束は頼もしい!という独り言

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