●息子が珍しく夕方やってきた。
地元に住んでいる私の息子が孫娘Mといっしょに穴の開いた大きな布を持ってやってきました。
息子の家にあるソファーのカバーが大きく破れてしまったので直してもらいたくて来たという。
私の息子:「おばあちゃん、縫物上手だよね!直して・・・。」
妻の母親(おばあちゃん):「ハイハイ!、穴を塞ぐ同じ布も持ってきたかい?」
私の息子:「えーー!、そんなの必要なの? 無いよ。」
妻の母親:「手間がかかるけど、カバーの何カ所を切って寄せ集めて何とか穴を塞ぎ、カッコよく仕上げてやるよ・・・。」
こんなやり取りの後、バタバタと帰っていきました。
●私の息子も娘もしょっちゅうおばあちゃんを頼りにしています。
さすがに98歳になってからは足の筋力が無くなり、座椅子に寝そべって新聞を読んだり、昼寝をしている時間が多くなっている今日この頃です。
それでも、息子のためにと頑張っている今日の妻の母親です。
そしたら、今度は東京に住んでいる私の娘からLINEメールが・・・・。
私の娘:「私もあるんだよねー、裾上げして欲しいやつが・・・。おばあちゃんに言っておいて・・・・」
●流された立派なミシン
3年前までは 何十年も使っていた立派なミシンがあったのですが、2019年の台風19号の水害のあと処分してしまいました。
孫達からの縫物の依頼が来るたびに、あのミシンが流されなかったら、と寂しそうに言いながら一針づつ丁寧に手縫いをしています。
空き家の処分(その2)
もう既に40歳になる私の子供達にとって、98歳の超高齢おばあちゃんは、いつまでたっても頼りになるスーパーウーマンなのですね。
今日も訪問していただきありがとうございました。