無観客大相撲についての独り言

不要不急の外出を控える

政府の言う「不要不急の外出はしない」ということが、ここにきてだいぶ浸透してきており、老人ばかりの我が家では、食料品と若干の日用品の買い物と病院に行くこと以外は不要不急のことになりますので、外出することを極力控えるようにしています。

でもね、96歳のおばあちゃんでさえも、狭い家の中から外出できずにいるとストレスが溜まりかえって病気になりそうだと訴えていますので、時々人の目を避けて、郊外の田園地帯に散歩に連れ出しています。

超高齢者は新型コロナウイルスによる死亡率が高いと報道されていますので、あくまでも自己責任での判断による外出散歩ということです。

無観客 大相撲

夕方になって、大相撲の様子をテレビで見ることにしました。大好きな大相撲ですが、今場所は無観客相撲ということで世間的にも盛り上がりに欠けていますよね。


無観客相撲ですから、当然観客がいないのです。そして歓声もないのです。やっぱり変な感じですね。アナウンスはいつもの通りに流れますが、なんか取り組み自体の状況が素直に入ってこないのです。その一方で、力士同士のぶつかり合う音はいつもより大きく聞こえるのです。そして行司の声もです。

でもね、その取り組みになぜか迫力が感じられないのですね。なにか淡々と進行しているだけなのです。

相撲が大好きな一ファンとしてもっと厳しい事を言わせていただきますと、単に取り組みに迫力がないということだけよりも、無観客相撲そのものが、大相撲興行として不完全なものになってしまっていると言うことです。無観客相撲は新型コロナウイルス拡大防止の為というのは当然分かっているのですが・・・・。

大相撲興行とは、興行側と観客側が一体となってその場の雰囲気を作り上げるものです。そこに興奮や熱気が起こり、力士は実力以上の力が湧くのではないでしょうか。だから、大相撲は力強く魅力的なのです。

無観客という中途半端な選択なんかしないで、延期、それが出来なかったならば、中止にしてもらいたかったという爺さまの独り言です。


今日も読んでいただきましてありがとうございました。

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