年金生活に入ったころから、あそこに行きたい、ここに行きたいと思ってネットでググって費用を見るだけで、行くことを簡単に止めてしまうようになっていませんか。
そして、こんなパターンは年々多くなっていませんか?
この記事では、
年金生活なので節約しなければと、行きたいところにも行かないでいつも自分の気持ちを抑えているあなたに、行けるチャンスはあっというまになくなってしまいますよ。人生の楽しみを失ってしまいますよ。
っていうことをお話しします。
いつも年金生活者なんだから倹約倹約と自分を律している方の参考になれば幸いです。
1.きっかけ
質素倹約の年金生活になってからアルバイトを暫くの間やってきたのですが、最近そのアルバイトは期間満了でお終いになってしまいました。
シニアの同僚のアルバイトも同じでした。同僚は高血圧で薬を飲みながら辛そうに働いていた68歳。幸いにして次のアルバイトも見つかり、あと3年は働きたい、できれば80歳まで働きたいと。
この年になるとあと何年生きられるか分からない年齢です。人生100年と言っても長生きできる人は限られます。
もちろん、経済的に働かなければならないなど個人差があっても、私にとってはちょっとショックでした。
我が家では、贅沢なことはできませんが今の生活に何の問題も抱えていません。ただ生活費の若干のアドオンのためにこれ以上の自分の人生の切り売りはいかがなものかと・・・・。
そろそろ自分のための時間を使い始めないとタイムリミットになってしまいます。
2.考えを変える
私は健康で普通の生活を送っています。だから、どこかの場所や事柄に興味を持って、そこに行きたいと思っても、行こうと思えばいつでも行けるわけです。しかし、今はその時ではない。だから今は行かない。といつも思っていました。
今はアルバイトしているから暇になったときに行けば良い。だけど、その時になると体のタイムリミットになり行けなくなってしまうことは理解はしていてます。でも現実のものとは考えたくなく逃げていたわけです。
寂しいことですが、これがシニアの実態です。
いろいろな場所に興味を持ち、行きたいという欲求があるならば、この欲求が衰えないうちに、そこを訪ね自分の目と足で歩き、そこから何かを直接感じ、その欲求を満たさなければある時に後悔するだろう的な気持ち。
そんな気持ちに最近かわってきたのです。
行きたいという欲望を満たせる年齢と健康のうちに・・・行く!
当然、頻繁に豪華な海外旅行に出かけるというわけではありません。何かの機会に行ってみたいと思った場所にお金だけの心配ですぐに行くのを断念することはやめようということです。
自分の行きたい場所を訪ねることを先月から始めました。
東京へ一か所、埼玉へ一か所、神奈川へ三か所。偶然ですが日帰りで行ける近間ばかりの街歩きや郊外歩きでした。
最近は妻といきたい場所について話すことによりコミュニケーションを増えた気がします。
今年は現役時代に仕事で訪ねた国々の一つだけでも、妻を連れてプライベートで行ってみたいと思うようにもなりました。
3.シニアが行きたいところに行けなくなる状況は
①健康に自信が無くなる
②経済的に厳しい状態になる
③ケアをしなければならない家族・動物が家にいる
一つでも行けなくなる状況が発生すると、いろいろなと所を訪ねてみたいという興味が失せてしまうことでしょう。
私の今は上記①②③は全く無関係状態で、行きたい場所は次々に頭に浮かんできます。
この行きたいという欲求があるときに行かないと残念ながら残された人生で訪ねるタイミングが二度とこなくなるのではと感じます。
機会を失う前に行きたいと思った場所は、躊躇せずに出かけましょう!
5.まとめ
この記事のポイントは
・行ってみたいところはあるのだが、お金や時間の問題でその気持を抑えていた。
・行けるチャンスはあっというまになくなってしまいす。思い立ったが吉日。
・機会を失う前に行きたいと思った場所は、躊躇せずに出かけよう!