プランタに植えたグリーンピースの苗、花を付けはじめました。
朝一番で写真を撮りました。今日は曇りから雨になるとの予報です。
今日はちょっと興味を持った政治的な話です。
検察庁法改正案について、今国会成立は断念し秋の国会での成立目指すような動き?のようになっているようですが、
今までの与野党論戦の中で、聞きなれない難しい言葉を使うから、私としては気になるというか、理解出来ないところがありました。
「恣意的(しいてき)」という言葉です。皆さんは正しく理解し使っていますか?
どうも論戦を聞いていると多くの方が「恣意的(しいてき)」を「意図的(いとてき)」という意味で使っているように思えたのですが、いかがでしょうか?
私はこの年になって初めて聞いた言葉なのです。でもどうも無理に使っている感がして、調べてみました。
「意図的」と「恣意的」はどちらも「その行動がどういった背景に基づいたものか」ということを表現しているようなのですが、やっぱりネットでググってみたら意味は大きく違っていました。
「意図的」を使う場面
~を狙ってやりました。
~というもくろみがあります。
あれって、わざとだよね。
など、自分や誰かの行動の理由が明確なときに使います。「恣意的」を使う場面
あんまり考えてなかったです。
なんとなくです。
あれって、適当でしょ。
など、自分や誰かの行動の理由が説明できないときに使います。
ですから多くの方の思っている意図通りに、内閣や法相が意図的に人事権をコントロールできる特例規定は「検察官の独立性を害し、憲法の基本原理である三権分立を脅かすものだ」と言いたい内容どおりに一般的な言葉を使えば、私の様な凡人でも誤解無く理解し易くなるのではないでしょうか?
ついでに、検察庁法改正案のポイントを私的にまとめてみると、
1.検察官の定年を63歳から65歳に引き上げる。
2.最高検次長検事や高検検事長、検事正ら幹部は63歳でポストを退く「役職定年」を設ける。
3.内閣か法相が必要と認めた場合、幹部の定年を最長で3年延長できる特例規定も盛り込まれている。
てなところだと思いますが、今回の改正案を今すぐ通過させるのは少々強引で無理があると考えている一人です。
今日も読んでいただきありがとうございました。