50年も前の話ですが、
東室蘭は新卒で入社した会社で初めての赴任先だったのです。
当時、上野から、途中青函連絡船に乗り換えたりしてして東室蘭へは16時間。
列車から駅に降り立った時の第一印象は・・・鉄鋼の街のせいか?石炭の匂いに驚きました。
それまで生活していた花の東京から一気に、重苦しいグレー色と異様な匂いを感じる鉄鋼の街へ・・・正直言ってあまりにも想像との違いに、とんでもない所に来てしまったと気持ちが大きく落ち込んだことを今でも鮮烈に思い出します。
そんな東室蘭ですが、なんだかんだで6年間住むことになりました。
その間に学生時代から付き合っていた妻と結婚し、この後東室蘭生活が楽しく変わっていき、第2の故郷になっていったのです。
妻と結婚していなかったら・・・なんて考えたら・・・妻に感謝です。
今回の東室蘭の旅行は思い出巡りの旅です。
なんだかんだと言っても新婚時代を過ごした場所は私にとって最高だったとな~~~。だから今どうなっているのか、興味があったのです。
そんな訳で昨年あたりからこの旅行を考えていたのですが、どうも妻は興味がないようで、結局私一人で思い出巡りの旅を決行することになったわけです。
こんなところが、感傷的にいつまでも思い出を抱いている私と、過去は直ぐ忘れ?振り返らない妻との性格的な大きな違いがあるのです。
それ故に長年仲良い夫婦をやっていられるのでしょうね。
旧友との再会
室蘭時代に知り合った友人の内、45年ほど経ってもいまだに年賀状のやり取りをしている旧友が2名います。
今回の旅行で再会できることを楽しみにしていました。
今回の目的の一つでもありました。
昨年脳梗塞で倒れて以来なんとなく体調がいまいちの状態が続く私。
旧友も高齢者になり、会える時に会わないと会えなくなってしまうかも知れないとマイナーな気持ちになったのも一因なんでしょうね。
今日も訪問していただきありがとうございました。