【庭木】ヤマボウシの剪定

庭木の名前 ヤマボウシをご存知ですか?

ヤマボウシは見栄えが良く、育てやすさから人気の庭木のひとつになっています。

我が家では庭のシンボルツリーとして庭の入り口付近に1本植えています。春から夏は庭に涼しさを、秋は紅葉を演出してくれて妻も私も気に入っています。

これからの春、夏に向かい、成長力が強いこのヤマボウシですが、より健康が保てるように、毎年この時期になると必ず自分で剪定をしています。

狭い庭でのヤマボウシの剪定について私の考えをシェアしたいと思います。

1.庭木 ヤマボウシとは

ヤマボウシは中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布します 同じ属のハナミズキに比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては価値が高い存在です。花のように見えるのは本来の花弁ではなく、ハナミズキと同様、総苞片(花のつけ根の葉)です。そのため比較的花の観賞期間も長いのが特長です。果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できます。自然に樹形が整い、幹肌が鹿の子模様になることから、個人庭園のシンボルツリーや景観木、公園木のほか街路樹としても広く利用されています。
最近では、常緑のヤマボウシとしてガビサンヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシなども出回って、人気を得ています。

出典元:みんなの趣味の園芸

 

2.狭い庭のヤマボウシ:剪定は必須です

狭い街の一般家庭でもヤマボウシは丈夫なので失敗し難い庭木です。しかし、毎年剪定は必要です。なぜかというと、この木の成長力は強く、枝や葉が密集してしまいます。ですからこれにより、風通りが悪くなり病気や害虫にやられやすくなるのです。剪定により伸びすぎた枝を切って、葉が密集することを防止することがとても大事な事になるのです。このポイントさえ押さえておけば、ほとんど何もしなくても元気に育てるころができるんです。

左側:シャラ、右側:ヤマボウシ(昨年4月撮影)

右側:ヤマボウシ(昨年4月撮影)

真ん中:ヤマボウシ(昨年6月撮影)

 

3.剪定方法

一般的には剪定は11月から2月に行うと良いと言われているようですが、我が家では、毎年3月第一週目に剪定しています。単純に忘れないように「ひな祭りの日」を剪定日としています。

剪定方法は難しいことは考えずに、昨年の成長で樹形を乱している枝を切り落とし、自然な丸型になるように仕上げるようにしています。上向きに伸びる徒長枝や、幹の根元から生えてくる枝、枯れ枝などを落とし、隙間を十分に空けることに注意して剪定をしています。

最近は歳を取ってきたので事故を恐れて梯子は使わないようにしています。その代りに「伸縮式高枝切鋏(鋸付き)」と「刈込鋏」だけを使うお手軽剪定になっています。それでも、それなりにスッキリさせることが出来ますので、自分で剪定することに拘って庭木の管理をしています。

ヤマボウシ:今日撮影

剪定の目的は樹形を整えるだけではありません。春から夏の成長盛りの季節になると葉が生い茂り、日の光が内側まで届かなかったり、風通しが悪くなりすると直ぐに病気や害虫にやられてしまいます。日当たり、風通しも考えて剪定することが重要なポイントとなります。このことに気が付かずヤマボウシを植えた1年目は病気発生の痛い目に遭ってしまいました。

4.さいごに

庭木の管理は面倒だとか、難しいとか感じ、プロに任せる方が多いと思います。でも、可能な限り自分で行うのが一番じゃないですかね。庭木にも命が宿っており、剪定などの管理を毎年していくことにより、子どものように愛着が増すというものですよ。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

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