昨年10月の台風で被災し、妻の母は我が家に疎開してきています。
彼女が一人で住んでいた家に主がいなくなって、早いもので10か月が経ちました。
妻の母は、この後も我が家に住むことを覚悟したので、彼女からそろそろ家と土地の処分をしてくれと頼まれています。
今日も、昨日に引き続き、古い家の処分の前に、どんなものがあるのか調べに行っていました。
その中に、私的に興味を持ったものがありました。
それは足踏み式のミシンです。
ガッシリとした業務用で1950年製のものです。
Riccar TA-1 との製造会社と型式が読み取れました。
妻の母は、家族や自分の衣類を縫ったり、若い時には洋裁の内職など、70年間もずっと使ってきたそうです。
彼女は96歳の今でも、自分の既製品の服を気に入ったように直すのに、短時間ですが旧自宅に戻り、このミシンを使っているらしいです。・・・超高齢者になってもミシンが使えるなんて、さすが昔の日本の女で、すごいですね。
ミシンは手入れされていて現役なんですね。これもすごいことです。
今日も妻の母の思い出が一杯詰まったお宝を目の前にして、
どのように処分するのがよいものか? 迷ってしまいます。
今日も読んでいただきありがとうございました。