妻のお母さんは、95歳ですが元気に一人で自活しているおばあちゃんです。でも、頭はしっかりとしていて元気で自活しているとはいっても95歳なので動きはゆっくりです。
住まいは川の近くの一軒家なので、心配で、台風19号が来る前に、我が家に避難させました。
今日の記事は、台風19号で水害を受けた事、家の片付け等の独り言をとりあえず書きました。
なにかの参考になれば幸いです。
昨日の朝特大台風が過ぎ去って、一変して青空になりました。
じっとしていられないおばあちゃんは自宅に早く帰りたいというので、朝のうちに送っていきました。
おばあちゃんの家の近くに来ると、道が様子が違っていることに気がつきました。
付近は、川の氾濫で泥だらけ
車を道に片隅に置いて、泥だらけの道を歩いておばあちゃんの家を目指しました。
靴のままだと泥の中にブチュブチュと潜ってしまうので、裸足になり、なんとかたどり着きました。自宅の小さな庭は膝近くまで泥や流草、早速ドアの鍵をあけて入った途端、ショッキングな光景が目に飛び込んできました。
1階の畳や家具類は氾濫した水の浮力で散乱し、床上浸水で当然畳も衣類、そして書類や食料品や食器、洗濯機、冷蔵庫等々、全て泥まみれでした。
トイレは汚水が逆流したようで、汚物だらけ、流れ込んだ石油や泥や下水の匂いもひどい状態でした。
息子と娘へ連絡
息子と娘にLINEビデオで被災状況を連絡し、いったん片付けのスコップ、ホース・・・・等を用意するために自宅に戻り、今度はおばあちゃんは私の家に待機させ、妻と私で片づけのためにおばあちゃんの家に再び行きました。
直ぐに、どこかに家族で出かけていたはずの息子が作業道具を車に乗せて駆け付けてくれました。
さらに100Km以上も離れている東京に住んでいる娘家族も、片付けに正午過ぎには飛んできてくれたのです。娘の家族は氾濫危険でTVで報道されていた二子玉の多摩川近くで、やはり夜は避難していたと聞いていました。それでも、そこから飛んで来てくれたのです。
昨日は夕方まで、家族で力を合わせ、1階のほとんどすべての物を外に廃棄物として運び出すことができました。
今日も、引きつづき対応をみんなで行うことになります。
家族って頼りや励みになる
息子夫婦も娘夫婦も30、40歳代、若いってスゴイことなんですね。水を吸った畳の動かすなんて妻と私では重すぎて動かすことなんかできませんからね。
気落ちしていたおばあちゃんは、私の自宅で子供達が連れて来たひ孫達と待機、一緒に遊びながら元気をもらっていました。ひ孫達にも感謝ですね。
やはり、困った時には家族の結束が大きな力と励みになることを改めて実感しています。
親からすると子供達だが、一人前の大人になったものだ
どんな時でも今までは、私が家族の中心で指示したり旗振りだったのが、いつのまにか子供達が中心の家族に変わりつつあることを肌で感じ、頼もしさと同時に、世代の交代が近い寂しさを思った一日でした。
今日も、昨日の続きの片づけの一日が始まります。 まだまだ先が長い、さー頑張らないとね!
長生きのヒントを妻の母95歳を見て学ぶ