先日の話ですが、
私が夕方に家に帰るなり、97歳の妻の母親から不安そうな表情で聞かれました。
「Yちゃんはどこにいるの? さっき庭にいたのに・・・。」
Yちゃんは東京に住んでいる小学5年生の私の孫娘。そして妻の母親にとっては初めての曾孫娘。
当然東京から離れたこの地に一人で来るはずはありません。
しかし、97歳の妻の母親は、「夢なんかじゃ無い。間違いなく庭にいた。」と言い張り納得しません。
「今日は上は白で下はチェックの可愛いスカートをはいていた。よく似合っているよ・・・って言ってやろうと思ったんだけど・・・。」
「急にいなくなっちゃったんだよねー。」
妻の母親の目つきが異様に感じたので、私は念のために、東京にいる娘に「Yちゃんは居る?」 と確認。
当然、「先ほど塾から帰ってきたところだよ。」そして、LINEビデオに出てくれました。
驚いたことに、Yちゃんの服装は 上が白で下はチェック柄のスカート。
妻の母親が言っていた服装と同じだったのです。
もちろん、妻の母親は Yちゃんのこの服装は見たことも話でも聞いたこともなかったはずです。
妻の母親は最近、体が弱ってきていて昼寝をしている時間が長くなっています。しかし、もし夢だとしても、摩訶不思議なことで、ちょっと怖い気がしました。
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そういえば、以前、
亡きおじいちゃん(妻の父親)のお墓に行くと、街の中のお寺さんのお墓なのに決まって「キアゲハがどこからともなく現れる。
きっとおじいちゃんかもしれないね。」
Yちゃんが何回か言っていたことを思い出しました。
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新型コロナの影響でしばらく会えなかったから、
妻の母親も亡きおじいちゃんも Yちゃんが初めての曾孫娘。可愛くて、会いたくて、しかたなかったのでしょうね。
きっとね。
今日も訪問していただきありがとうございました。