【日光霧降高原】「天空回廊から丸山」へ、3時間山歩き

こんにちは!

3連休前の静かな金曜日に日光霧降高原をのんびりと歩いてきました。

日光霧降高原は毎年訪れる好きな場所の一つです。

今回の山歩きは3時間ほどでしたが、静かな、いつもの日光と違う面を感じることが出来て良かったのでシェアしたくて記事に書きました。         参考になれば幸いです。

1.霧降キスゲ平(旧スキー場)

日光の霧降高原は赤薙山(あかなぎさん)斜面に広がる標高約1200mの高原地帯。高山植物の宝庫で、ニッコウキスゲの群生地として訪れた方もいるのではないでしょうか。

昔ここは市営スキー場で、私の子育て時代には子供達を連れてスキーの練習場としてよく通ったものでした。すでにかなり前に廃止されてしまいましたが、代わりに自然散策のために途中までは「空中回廊」という1,445段の長い階段が出来ています。

そのために、身軽な軽装でも途中までは登ることができるようになりましたが、山は甘く見てはいけませんよ。結構きついですよ。

写真中央の山が今日の目的地の丸山(標高1689m)です。いつもならば赤薙山(あかなぎさん)(標高2010m)まで登るのですが、こちらの方は本格的な登山になりますので、天気が心配で今日はパスすることにしました。

 

2.天空回廊

レストハウスの前から天空回廊の階段はスタートします。最初は緩やかな階段の道が続きますが、500段を超え少し疲れてきたあたりでようやく景色は開け、遂に天空回廊が姿を現します。そしてそれを見て意外とヤバいのでは感じ始めるのですね。

天空回廊を真下から見上げると、まさに天空へと続く一本道になっています。はるかかなたに頂上が見え、威圧感すら覚えるでしょう。そして一段一段進んでいっても、なかなか頂上は近づいてきませんよね。

正直かなりきついので舐めてかかると痛い目にあいます!

靴はもちろんのこと、服装にも注意が必要です。この階段の頂上は標高1582mで、駐車場から240mほど登っていきますので、気温もその分下がるので汗をかいた状態で休憩する時には冷えすぎないようにそれなりの注意が必要なのです。

階段の写真は登るときに後ろを振り返る撮ったものです。よく作ったものですね、関心してしまいます。ちなみに、この「天空回廊」の利用料は無料ですよ。

3.丸山

霧降高原レストハウスより1445段の「天空回廊」の階段を登りきり、そこからが、本当の登山の始まりになります。

その後5分ほどさらに山を進むと、赤薙山(標高2010M)と丸山(標高1689M)の分岐点に出ます。今回は丸山へ右に進み、緩やかな登りと急登りをして、丸山山頂に到着です。スタートしたレストハウスから2時間ほどで到達できました。

 

時間はすでに午後2時を回り天候も悪く、この時期としては寒さを感じました。そんな影響なのか、丸山頂上での梅干しのおにぎりとポットに入った熱いお茶の遅い昼食は、久しぶりに素朴だが美味いものを頂いたと十分に満足できるものでしたね。

天気はさらに悪く、視界も見難くなってきたので早々に退散することにし、下山を開始。

 

霧降高原に秋はすぐそこまで来ていました。

下山途中では数多くの赤とんぼを目にしました。

夏はあっという間に過ぎて、秋はすぐ足元まで来ているのでしょうね。

 

4.あとがき

日光の赤薙山(標高2010M)の南東斜面に位置する、霧降高原の丸山(標高1689M)の周り5Kmの距離を、3時間ほどで歩いた気持ち良い時間でした。

日光の定番、東照宮エリアは平日でも外人観光客がいっぱいでしたが、秋がすぐそこまで近づいている霧降高原は、落ち着いた静かな雰囲気の中で、別の意味でお勧めですね。

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