先日は小学校3年生の孫娘のマラソン大会でした。
マラソン大会といっても、1年生~2年生:1.5 Km、3年生~6年生:3Kmの持久走というところです。
孫娘はというと
1年生の時は、それなりにニコニコしながら緊張感無く走っていました。 2年生の時は、風邪で熱を出してしまいお休み組。本人は アー走らなくてよかったーとルンルン。
一方、この時期になると、私の娘は孫娘のやる気のない態度に、イライラしています。
なぜなら、娘の小学校の時は1年生~6年生までマラソン大会はずっと1位で、大会の後にいつもトロフィーに名前を入れて写真を撮るのが常でした。それに比べて・・・・という事なのでしょう。
でも、今年はというと、孫娘の態度がかわってきました。一番になりたい。と1か月前ごろから言うようになって、どうやら3年になってからマラソンに競争心が芽生えたようです。
ということで今日の記事は小学生のマラソン大会の戦略についての話です。
参考になれば幸いです。
小学生のマラソン大会の練習のポイント
小学生のマラソン大会(持久走)の練習では、「無理をしない」ことがいちばんのポイントです。
小学生はまだ体が十分に発達していませんので、負担が大きく、ケガにつながったり、発達に支障が生じたりするリスクがあるためです。
そんなことを言ったら走るのが早くなれないと思われてしまいそうですが、小学生の場合は、日頃の遊びの中で体力が少しづつ出来てきます。極端に言えば、日頃から外で走り回っている子供のほうが走るのは早いということになります。そして、そこに本人の早くなりたいなどの気持ちが加わって、その子の全体としての走る力となってくるわけです。
それから、1か月ほどまえから、何回か事前に同じ距離を走り、自分のペースを知ることの練習をしておきましょう。「同じペースで走りきる」ということを経験させておきたいものです。
持久走は同じペースを保って走りきった場合、走るのが遅い子でも速い子でもベストタイムが出やすくなるのです。
マラソン大会当日の戦略は
① マラソン大会当日の朝食
スタミナをつけようとして食べ過ぎるのはNGです。横腹が痛くなったり、苦しくて走れなくなってしまいます。量はほどほどにして、エネルギー源となるバナナや炭水化物などを重点的にとるようにしましょう。これは大人でも子供でも同じですよね。
② 安心させましょう
当日は緊張しているでしょう。そしてスタートすると、がむしゃらに走り出してしまいます。ですから、安心させることだけに徹してください。「最後まで頑張りなさい。家族で応援するからね。」ということを走る前に大きな声で声掛けをしてください。
③ 家族の応援が一番!
登りなどの苦しくなる場所の沿道での家族の応援はすごく励みになります。応援者は多いほど力になります。両親で行けば2か所で応援できるのです。このことは小学生には特にたいせつです。
たかが小学生のマラソン大会と言わないで、家族で応援に行きましょう。これが当日一番大事なことです。
できる範囲で精一杯がんばれるように応援しよう!
持久走は、走っているときに苦しさを感じることもありますが、それだけに達成感を得やすく、「やればできる」といった自信にもつながります。
勉強など他のことをがんばろうという気持ちにもなるかもしれません。
決して無理をさせることなく、子どもができる範囲でがんばれるように家族で応援してあげてください。そうすれば、走ることの楽しさを実感し、運動が好きになることにもつながるに違いありません。
さいごに
今年のマラソン大会の孫娘は とても一生懸命に走っていました。
よく頑張りましたが、2位で悔しくて泣いていました。
やっぱり孫娘も娘の子供時代に似てきましたね。