今回の記事はA銀行が老人に冷たくなっていると感じた独り事です。
22歳で就職して以来45年ほどの間、メイン銀行としてお付き合いさせてもらっている地方銀行Aから「A銀行からの重要なご案内」の封書が届きました。
「A銀行からの重要なご案内」内容は、
この銀行に口座を持っている個人に対する優遇内容の変更についてでした。
もっと具体的に言うと、
①A銀行グループのATMの時間外利用手数料、②セブン銀行・インターネットATM利用手数料、③他行・ゆうちょ銀行利用手数料のキャッシュバック、④A銀行へ宛て振り込み手数料の優遇サービスが、 新たな優遇内容「A銀行サンクスプラン」に変更になるというものでした。
新たな優遇内容「A銀行サンクスプラン」とは、
優遇される対象者の条件が変わり、さらに内容は①と②だけになり③と④は廃止となりメリットは小さくなります。
シニアの私ががカチンときているのは、優遇される対象者の条件です。
優遇条件を満たすためには、A銀行カードを契約、A銀行アプリ・インターネットバンキング、WEB口座 等、老人に優しくないことの対応が必要なことなのです。
退職後10枚ほどあったクレジットカードは断捨離して2枚にしたのに、また増やすお勧めとは・・・。
口座や通帳については、自分の身に何かあった時のために、銀行の数を整理すると共に、率先して導入していたネットバンキング、WEB口座から、昔ながらの紙の通帳に戻し、誰でも現物をみて存在が分かるように替えているところなのです。
地方銀行の経営状態は悪く、いろいろと経営改善に取り組んでいるのは分かりますが、肝心な高齢者の利用者からすると、今度の改悪でますます使い難い銀行になりそうですね。
私は10年ほど前から他の取引銀行では、ネットバンキングやWEB口座を利用し便利であることは十分理解しています。しかし、これが、後20年もたった時には、私自身の脳の老化で何が何だか分からなくなってしまうのではないかと危惧しているのです。
長い期間のお付き合いをしていても何のメリットや効果が無いのであれば、利便性のもっと高い他の取引銀行に金融資産を移動しようかな!
てなことをA銀行からの「重要なご案内」を読みながらブツブツ独り言をいっている私です。