新型コロナで特に有名になった「パルスオキシメータ」について興味があったので、ある大学で開催された講座に出かけてきました。
固い話だけでなく、雑学として面白いことも聞けました。参考になれば幸いです。
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新型コロナのデルタ株で第5次の大きな感染へ、そのとき、感染しても自宅療養で耐え忍ぶしかなくなった人々、マスコミは毎日のように「パルスオキシメータ」の話題を出していましたよね。
ちょうどその同じ頃、娘が「パルスオキシメータ」を買って送ってくれました。(下記ブログ参照願います。)
娘からのプレゼント「パルスオキシメーター」
この娘からのプレゼントが、今まで知らなかった「パルスオキシメータ」の存在を知ると同時に興味をもつ切っ掛けになったのです。
そして良いタイミングで、ある大学での「パルスオキシメータ」講座を知ることになり、行くことになったのです。
お題は「日本が生んだ血中酸素飽和度計測装置と・・・」という堅苦しそうな講義でした。
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そんな2時間ほどの講義でしたが、わたしにとって興味をもったことは俗っぽい話のところばかりでした。
1.測っている時の数値変動は大きい。「パルスオキシメータ」の精度は ±3%くらい誤差がある。95%と表示されれば、98~92%くらいということなのでこれだけで判断するのは難しい。真の数値で90%なら 呼吸不全の強い疑いがある。
ということは、新型コロナ以降 アマゾンや楽天などでお手軽な「パルスオキシメータ」が安価で売られていますが、もし買うならば、数値はおおよその見当くらいに考えるべきですね。
2.血中酸素飽和度計測装置「パルスオキシメータ」の基本特許は青柳卓雄(2020年4月没)が持っているが、周辺特許は米特許。やっぱり製品に関わる周辺特許はみんな海外に持って行かれているので残念ですね。
3.世界中の人々の生命を守った医学関係において最も寄与したのは日本人で 北里柴三郎、か 青柳卓雄 らしい。北里柴三郎はノーベル賞の候補に上がったようですが当時は人種差別の高い壁が有りだめだった。そして、青柳卓雄は昨年亡くなってしまったのでもう無理でしょうねと勝手に残念がっています。
血中酸素飽和度計測装置「パルスオキシメータ」により全身麻酔手術時の酸素コントロールが格段に進歩し、現在では失敗がほとんど無くなっていると聞いています。
私の子供のころは、全身麻酔で何かの手術を受けた時の麻酔で、後遺症が残ってしまった人が身近にもいましたよね。でも、たしかに、現在はいなくなりました。「パルスオキシメータ」のおかげです。
・・・等々の2時間ほどの講座でした。
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娘からのプレゼントの「パルスオキシメータ」が、とても有意義な講座に出かける切っ掛けを作ってくれたことに感謝です。
今日も訪問していただきありがとうございました。
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