昨年10月の台風で被災し、妻の母は我が家に疎開してきています。
彼女が一人で住んでいた家に主がいなくなって、早いもので10か月が経ちました。
妻の母はこの後も、我が家に引き続き住むことを覚悟したので、彼女からそろそろ家と土地の処分をしてくれと頼まれています。
今日は、古い家の中身の処分の前に、どんなものがあるのか調べに行きました。
家財道具や衣類や布団など、妻の母が我が家に来てから新たに揃えているので全部業者に処分してもらおう。
本好きなので蔵書が多い。これも業者に処分をお願いしよう。
次々と処分の方向を決断していくうちに・・・、困ったものが出てきました。
それは、絵画です。
妻の母と既に亡くなっている妻の父は、ある一人の画家の絵画が好きで、小遣いをためては、その画家の油絵を集めていたようです。
短時間調べただけでも6点ほどの油絵が出てきました。
ある程度有名な画家の絵を買う時はかなりのお金が必要ですが、しかし、売ることになると、嗜好性が強くそれなりの値段で売るのはなかなか難しそうです。
思い切って産廃業者に処分してもらうのは、妻の母の心情を考えるとちょっと辛いで止めておきましょう。
さてどうしたものか・・・・・?
考えた末に出した答は、その絵画を大切に自宅で楽しんでもらえる愛好家に無料で譲れればということです。
その考えのもとで声をかけたら、直ぐに反応が有り、今日出てきた6点全部をすぐに取りに来てくれることになりました。
私としては購入価格を知って驚いているのですが、その絵画を、一応妻の母に許可を取ったには取ったのですが、義理の息子がほぼ独断で処分することに、これで良かったのかな?とちょっと引っ掛かっているのです。
今日も読んでいただきありがとうございました。