今日は平成30年4月29日(月)です。平成は今日と明日だけになってしまいましたね。
平成から令和に変わっても実際には自分の一生の流れの時間が済々と刻まれていくだけで何も変わらなのですが、この機会に人生を少しでも良い方向に微調整を出来ればと思うのは私だけですかね。
TV番組など、平成を回顧や懐古するものが多くなって、その番組からたくさんの平成の出来事を思い出すことは出来ますが、自分の心の中に深く刻まれている内容とは違うような気がします。やっぱり、自分が生きてきた平成の総括は自分の記憶の中で一度はしておくのも良いのかなと思います。
今日は自分の平成の総括をまとめてみます。あなたはあなたの平成を総括しましたか?
比較しながら参考に読んで頂ければ幸いです。
平成の総括のベスト4
1.東日本大震災で家族の存在の大切さを真剣に考えた
2011年(平成23年)3月11日は今なお強烈に当時の記憶がよみがえります。何回も襲ってくるズシーンという大きな地震、家族と電話もメールも連絡取れない苛立ち、ブラックアウトの発生でまったく灯りの無い夜道を100Km程離れていた職場から社有車を借りて自宅へ向かう。数時間後なんとか自宅に到着したら、妻は毛布をかぶり暖の無い寒く暗い部屋で一人小さくなって怯えていた。その後の福島原発のメルトダウンの恐怖。被災の大きさや知人のショッキングなニュース等々。
幸いにして我が家族は全員無事だったし、被災した我が家は8カ月後にリノベーションも出来ました。この大震災で家族の存在の大切さとありがたさを心底考えさせられました。
2.英語マジックが私の会社人生を大きくしてくれた
平成の始め、41、2歳のころだったと思いますが、自分への投資のつもりでネイティブの先生だけの英会話教室へ入りました。そしてそれと同じころから海外へ英語力の進歩を確認したくてプライベートで一人で出かけるようになりました。
英語力はとても低いレベルでしたが、この3年ほどの間に不思議なことに外人コンプレックスは完全に克服できたのです。特に美人の外人でも目を見ながら堂々と話すことが出来るようになっていました。こんなことは恥ずかしくて日本人の美人とはできませんがね。
その後もずーと地元の英語サークルなどに籍を置き細々と英語との繋がりが切れることがないようにしてきました。でも英語のレベルはというとやはり中学レベルは脱することができなかったと思いますね。それでも外人とうまくコミュニケーションがとれるようになったのは、日本人と同じに接していたからからではないでしょうか。
そして、外人に対して自信を持ったことがきっかけで、その後の私の会社人生が全ての面で良い方向に回り出したのでした。若いときの自分への投資は身を助けるどころか、自分を大きくしてくれることを身をもって経験することが出来ました。まさしく英語マジックですね。
3.平成は私たち夫婦の家族から子供たちの家族への通過点
平成の間ずっと、私たち夫婦は娘や息子を一生懸命に育て、無事大学を卒業させ、親の責任を果たすことができました。
彼らは就職・独立し、そしてそれぞれパートナーを見つけ結婚し子供も授かりました。
平成は私たち夫婦が私たちの両親からサポート得ながら自分たちの子供たちを一人前に育て上げた時代でした。
令和は私たち夫婦が守る中、今度は私たちの娘や息子が彼らの家族を育てあげる時代になっていきます。さて、私たち夫婦は孫たちが何歳まで成長するのを見守ることができるのでしょうかね。
4.インターネットで世界へ繋がる
平成の時代における技術進歩で、私たちが一番影響を与えられたのはインターネットではないでしょうか。いとも簡単に世界中の人たちが一瞬につながったり、情報を得たり発信したりすることが出来るようになりました。
毎日離れて住んでいる子供たちの家庭や友人、さらには海外にいる知り合いと頻繁にLINEやSkypeを使ってビデオカメラや画像を使って連絡を取り合っています。それも無料でこんなことができるなんて平成の初めには想像さえできませんでしたね。
その反面、スマホなどに支配されてしまっている人たちも多くなっていて心配しています。
スマホ依存症は子供だけでなく若者も多くなっています。とくにインターネットから発信されている情報で簡単に人々をコントロールできてしまうことがだんだん現実味をおびてきています。恐ろしいですよね。
次の令和の時代は今後この分野の進化は加速していくでしょう。このインターネットに振り回されてしまうのか、上手に道具として使っていけるのか、注視していきたいですね。
5.さいごに
平成の時代は少なくとも平和に過ごすことができました。
令和の時代も普通に平和にそして穏やかに過ごすことができますように!