SUBARU インプレッサスポーツ 2017年式
あの「ぶつからないクルマ?」のコピーで一躍、衝突被害軽減ブレーキをお茶の間に浸透させたスバル・アイサイト。そして、歩行者の安全のための歩行者用エアバッグを車の外側に装備している等、現在においてはおそらくもっとも安全に配慮された車だと思います。
早いことに、この相棒が我が家に来てからもうすぐ2年になるんですね。
結論からすると「買ったのは正解でした」です。
今回は、私の相棒(愛車)を、シニアの視点から紹介します。
1.私の相棒(愛車)のスペック
車名・型式 スバル・DBA-GT6
車種 EyeSight 2.0i-S EyeSight
エンジン 2.0L DOHC 直噴
全長×全幅×全高(mm) 4460×1775×1480
ホイールベース(mm) 2670
トレッド[前/後](mm) 1540/1545
最低地上高(mm) 130
車両重量(kg) 1350
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg) 1625
性能
最小回転半径(m) 5.3
燃料消費率(km/L)
(国土交通省審査値)◆ JC08モード] 16.0
2.愛車 インプレッサスポーツ に約2年間乗って
インプレッサスポーツに2年間近く乗ってみて。良いところも悪いところも色々とみえてきます。
走行距離は2年間でまだ13,000Kmで、地方都市に住んでいる割には走っていませんね。
以前は最低でも一年で10,000Kmは走っていましたが、最近は遠い所へは列車で、車でのお出かけは片道100Km程度以内になってしまいました。
この機会に改めて愛車のレビューということで、振り返ってみましょう。
①良かったところ
●予防安全:
購入時の一番の選定ポイントだった予防安全について、アイサイトの完成度は素晴らしいです。 2年間でエラーで作動がおかしく感じたことは全くありませんでした。
SUBARUダントツと言ってもいいくらいの性能ですねえ。
衝突回避被害軽減ブレーキに含めアイサイトの予防安全性能は、宣伝以上の出来の良さと効果を感じています。
夜道でついウトウトとしたとき衝突回避被害軽減ブレーキのおかげで事故にならずにすみました。それも1回でなくて2回も助けられました。(シニアの事故に要注意!)
これらの安全装置は人間の目と同じように二眼でしっかりと見るアイサイトが基本にあるから確実な予防安全性能を発揮してくれるのですね。
それから高速道路を使って遠くに出かけるのがとても楽しくなりました。アイサイトによる予防安全のおかげですね。
●アクセルとブレーキの感度について、
知り合いの某最大手自動車メーカーの車を時々運転させてもらうことがあるのですが、インプレッサと同じ感覚で乗るとアクセルおよびブレーキの感度の鈍さがとても気になります。
インプレッサは踏み始めからグッと効いて、さらに踏み込むと踏み込んだ分だけ素直にグングンと効いていくような味付けで安心感があります。
●走行性能について
足廻りは結構硬め。けど不快感のない足廻りです。
絶妙で、完全に私好みの味付けですね。
●パワーについて、
エンジンは2,000CCなのでシニアが生活の足として使うには少しもったいない位に十分です。
●オプションの本革シートについて、
運転時のホールド感とフィット感が両立している本革シートで満足しています。価格はお高かったですがそれ以上の価値があると思いますね。
②イマイチだったところ/ 改善して欲しいところ
●タイヤについて、
愛車のタイヤは225/40R18 18インチで扁平率40。見た目カッコいいし、スポーツ走行で威力を発揮します。奮発して一番高い車を選んだためタイヤも必要以上のタイヤが設定されてしまいました。(私の選択ミスです。)
シニアの私はスピート出してコーナーを攻めることなんか無いんです。それより少しガタガタの舗装道路を安全に走行することの方がはるかに重要なのです。だから扁平50~60くらいで17インチくらいタイヤの方が運転し易くなるのではと考えています。さらに、こちらの方が冬タイヤも夏タイヤもアルミホイールも安く購入できるではずですね。
●音について、
大粒の雨が降っている時うるさいです。屋根が薄いんですかね。
●後部座席のリクライニングについて、
ほんの少しでもいいので後部座席にもリクライニング機能が欲しかったですね。
私は後部座席に座ったことがありませんが、いつも乗る妻の母親からの不満です。
●鼻が結構長い。見通しの悪い住宅街ではちょっと使いづらい、
見通しが悪い交差点では少しずつ前に詰めて視界を確保しますが、 まともに見通せる所まで前に出てしまうと、鼻が長いので結構な長さがはみ出てしまいます。
3.私がシニアになって思うシニアが求めている車とは - まとめ
私はシニアになって自動車に求めるものが変化してきました。
私の住んでいる地方都市は生活と車は切り離せないものです。車が乗れなくなると生活に困る事態にすぐに陥ってしまいます。
若いときはとにかく「早く」、「カッコよく」 でした。
現在は、年金生活者でも乗れる車すなわち 「車両価格が安い車」、「燃費の良い車」: ハイブリッドの軽自動車やコンパクトカー
+(プラス)
「運転支援など充実した安全性能の高い車」:アイサイトなどの予防安全機能です
の三つがシニアが求めている車です。
私は、特にその中でも、「運転支援など充実した安全性能の高い車」が最も重要であると考えています。
なぜなら、事故を起こすと お金の問題ではなく 人の命を奪ってしまい被害者も加害者も最悪な結果になるからです。
特にシニアは、情けない位に頭も体も鈍くなっています。自分を過信せずに、車を買うときには、事故のリスクを減らすことのできる車を手に入れるようにしましょう!