庭木の名前でスカイロケット(コニファーの一種)をご存知ですか?
針葉樹でツンとロケットが空に向かって立っているようなイメージでカッコよいですよね。
我が家の庭にも目隠しに植えたスカイロケット(コニファー)が7本立っています。
これからの春に向かい、このスカイロケットの樹形を保ちたいと自分で剪定をしてみました。
ところが、たった2時間ほど剪定作業などを行ったばかりなのにクシャミや鼻水が出始め花粉症のすごいアレルギー反応で3日間苦しめられました。
スカイロケットは花粉症にならないと聞いていたのに!
本当に花粉症のならないのか調べ原因を調べてみましたので私の考えをシェアしたいと思います。
1.【庭木】スカイロケットとは
特長
直立性で樹形はピラミッド形に生長します。同属の中で最も生長が早く、一番大きくなる種です。葉は青緑色で鱗状、もっとも細い円柱形で、枝がすべて上向きになります。植栽・移植
生育は、成木で年間に20~30cm伸びます。耐暑性や耐寒性がありますが、北海道東・北部では先端部を中心に障害を受ける可能性があるので越冬に注意が必要です。耐陰性もあり、低照度条件下では青色を増すものの生育がやや劣り、針葉が多く発生します。管理・選定
保・排水のよい肥沃な土壌で栽培します。
比較的肥料を好み、肥料分が不足すると樹形と青色の発色が悪くなる傾向があります。
特定の樹形に仕立てたり、風通しを得る目的以外には、特に剪定は必要ありません。繁殖
播種、挿木
(出典元:MISAWAホーム 庭を楽しむ 花木図鑑より)
2.スカイロケットは花粉症になる樹木なの?
近くの園芸センターに行ってこの質問をしてみました。
「基本的に園芸栽培されるスカイロケットからの花粉の発生は極めて少ないと考えて良い。庭木として植えられている分には心配する必要は少ない。
しかし、スカイロケットは針葉樹の一種なので、基本的活動として、少しは雄花? をつけ花粉を出す。
アレルギーの原因になるアレルゲンを持つ花粉かは判らないが、園芸種が花粉症を引き起こさないとは言い切れない。」
こんな回答でした。
これってスカイロケットは花粉症の原因になるの? ならないの? 玉虫色のチンプンカンプンな回答でした。
3.花粉が出るスカイロケット、どんな場合?
玉虫色の解説なんかじゃ私のストレスがたまりますから、私なりに偏見と独断で今回のスカイロケット花粉症事件の結論を出したいと思います。
「庭木としてのスカイロケットからは通常花粉症を誘発する花粉は出ない。」
しかし、メンテナンスを怠っているスカイロケット(我が家のもの)は自分で生命危機を感じ、次の生命に繋げるための花粉を作り周りに拡散していました。
我が家のスカイロケットは8年前に植えましたが、2年前に剪定した時にはまだスカイロケットの栄養状態がまだ良かったためか、花粉を作ることはしていなかったのでしょう。だから花粉症にならなかったんですね。
しかし、今年の剪定作業時のスカイロケットというと、栄養状態が悪く葉の状態もボロボロでした。だから、生命の危機を感じていたのでしょう。(スカイロケットさんごめんなさい。)」
4.まとめ
- スカイロケットは普通に庭に植えて育てている分には花粉症の原因になる花粉は出さない。
- 育成条件が悪いと、花粉症の原因となる花粉を出す可能性もあります。
- 剪定作業にはマスク、めがね、手袋着用は必ず必要です。
- 育成状態が悪いときは、追肥、風通しなどの改善をしましょう。
- スカイロケットの健康状態にもっと気を使いましょう。
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