今日の記事は、現役時代からリタイア生活になると靴も変わる。靴の変遷は自分の人生そのものです。
・・そんな内容です。
●現役時代は朝から晩まで革靴を履いていました。
子供の時はスニーカ(昔はこんな洒落た言葉はなくズックと言っていたと思います)。高校からは黒の革靴を履くことになり、ちょっと大人な階段を感じましたね。
20歳の時、父に老舗デパートに連れていかれ、リーガルの靴を買ってもらいました。今から50年も前の話ですが、リーガルの靴は当時一万五千円もしました(当時、大学への賄付きの下宿屋は3万円/月でした)。あまりの高価でビックリしたことを鮮明に覚えています。
その後、40年間ズ~とリーガルの革靴ばかり履く生活となりました。
重くて、ドタ靴的の幅広革靴ですが、慣れてくると足が疲れないし蒸れない最高の相棒となりました。
会社に入り、設計部門で職制になった40歳ごろからは毎日スーツにネクタイ、そしてリーガルの革靴が私のユニホームのようなものになりました。
朝7時には家を出て、家に帰るのはいつも夜9時過ぎ、時には夜中。週休2日なんか建前だけで、現代の若者が聞いたらブラック企業だなんて言われてしまいそうな生活をしていました。
●リタイア生活へ
会社という呪縛から解かれたその日から、スーツからポロシャツやTシャツとGパンなどのラフな服装、そしてシニア定番?のスニーカーに生活は一変しました。
その後スーツは数えるほどしか着る機会がなくなり、30着ほどあったスーツは礼服とブレザーだけを残し、ほぼ全部処分することにしました。しかし、リーガルの革靴はくたびれているものは処分しましたが、まだほとんど履いていなかった3足は捨てられませんでした。
退職後のスーツの処分って人生の大きな節目?
リタイア生活では、暇な時間つぶしと健康維持のためにジョギングや山歩きの魅力にはまり、アシックスの人気ランニングシューズや普段靴として同じアシックスのトレイルラン用廉価スニーカーを履くようになりました。
普段靴として1年半前から愛用しているトレイルランシューズの底が減ってきたため再び同じものを先日購入しました(一枚目の写真)。
ラフなTシャツやGパンと一緒に合わせて、お気に入りのリーガルの昔履いていた革靴で出かけることが多くなりました。
今では、爺さんがこんな格好をするのも有りだと、再びの革靴再利用、悦にいってます。
今日も訪問していただきありがとうございました。