「牛丼」と「接待営業」の思い出

●「牛丼」3社の値上げ

「牛丼」チェーン大手のすき家は23日午前9時から値上げすると発表がありました。これにより、既に価格を引き上げている吉野家、松屋フーズと共に、大手3社がそろって年内値上げに踏み切ることになりました。

「牛丼」並が吉野家426円(税込)、松屋380円(税込)、すき家400円(税込)。

安い外食の代名詞の「牛丼」ですが、今回の値上げは年金暮らしの爺さんには辛いですね。2年ほど前にも値上げしたのにね。


しかし、冷静に考えると、30年くらい前の値段に戻った感じですかね・・・。ほかの外食と比較するとまだ割安感を感じますしね。

 

●値上げのニュースは30年前の思い出を連れてきた

「牛丼」の値上げのニュースは現役営業時代の記憶を久しぶりに思い出しました。


あの頃、私は夕方になると会社を抜け出て吉野家に通っていました。

当時は「牛丼」が好きだったからではなく、体を守るためでした。

 

●当時の私は40歳の営業マン

当時は40歳ほどの中堅営業課長。商談と言っても長時間の豪華接待がつきもので(私は接待をする側)、その接待での金の使い方、気の使い方にほぼ比例して営業成績が決まる世の中でした。

そのため、まともに相手に付き合っていたら、空腹のところに一気に酒まみれでカロリー取りすぎ、さらに睡眠不足連続になってしまいました。そのため多くの先輩方は体を壊して苦しんでいました。

 

●考えた末の身を守る方法

そこで私なりに考えた末の身を守る方法が 「牛丼」並盛でほどほどお腹を満たして、接待場所にいざ出陣、のパターンでした。

そうすると、飲むペースも食べるペースも遅くなるし、量も少なくなり、長時間戦になってもこちらは疲弊しないで済んだのです。

 

こんな営業接待をして、大きな営業成績を得られた時代だったのですね。今考えると馬鹿らしいと思うと共に、体を壊さなかったのは「牛丼」のおかげと感謝しています。

 

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