【じぃじ、ばぁば向け】孫と上手に接するための話

孫は自分の子供より可愛いとよく言われていますが、実際に孫ができると、このことは本当なんですねと、納得してしまいます。

その一方では、可愛いが故の「じぃじ、ばぁば」と孫そして孫の両親との距離感には、気を付けないといけないですよね。

この記事では、孫と上手に接する心得を書きました。「じぃじ、ばぁば」は必読です。

1.「じぃじ、ばぁば」と呼ばれる頃

シニアの私たちが「じぃじ、ばぁば」と呼ばれるようになるころの夫婦関係は、ちょうど一つのターニングポイント期になっています。

多くの人は会社生活などからのリタイア生活を迎え、夫は社会的な地位や力の輝きが鈍くなり、妻は、無意識でしょうが、夫に対する興味や依存が薄れ、代わりにほかの興味対象を探しているかのようになります。(夫側からみた感覚ですが、あなたはどうでしょうかね?)

そんな頃に、夫婦の子供達に子供が授かり、私たちは「じぃじ、ばぁば」と呼ばれるようになりますよね。

「じぃじ、ばぁば」はある意味で子育ての経験者であり子育てに余裕があります。孫はやはり血のつながりが近く、顔や性格が自分に似ていると感じますよね。でも、私たちが自分たちの子供を育てていた時のような、孫に対する最終責任は無いために、孫に対する感覚や想いは自分の子供へのものと違っていることを感じます。

言い換えれば、「じぃじ、ばぁば」は孫に対しての最終責任が無いから気持ちが楽で、単純に可愛いいだけなのかもしれませんね。

2.「じーじ」、「ばーば」は 一生懸命 孫や孫の両親をサポートする

「じぃじ、ばぁば」の孫は日曜日になると家族で訪ねてきます。そして、夕飯をみんなで食べて帰っていきます。「じぃじ、ばぁば」は毎週これを楽しみにしているのです。

「じぃじ、ばぁば」の家は月曜日から土曜日は会話は少なくどんよりとしています。ところが、日曜日になると急に明るい家に変わり、「じぃじ、ばぁば」は朝から30年ほど前の子育て時代の若い夫婦に変身します。

「ばぁば」は孫だけでなく、息子や息子の嫁へも一生懸命に世話をやきます。孫と遊んだり、お茶を出したり、くだもの出したり、食事をつくったり、みんなのお世話をするのがすっかり生きがいになっているかのようですね。

帰りには事前に買っておいた食料品をスーパーの袋に入れて渡すのがお決まりになり、イベント事たびにお祝いを渡します。

私から見ると孫や孫の両親へのサポートは少々やり過ぎではないかと思うことがあります。が、体力的そして経済的にまだ何とかなる間は、妻の自由にさせてあげたいし、私もサポートについて、肯定的に考えているのです。

とくに私は、妻の若々しく動き回っている姿を見のが好きですからね。

しかし、「じぃじ、ばぁば」の孫や息子への甘いサポート?を、息子の嫁はどのように見ているのでしょうね。ちょっと気になるところですね。

3.「じぃじ、ばぁば」は 孫のしつけや教育にどこまで踏み込めるのか

「じぃじ、ばぁば」は、孫の「しつけ」と「教育」を出来るだけのことはしてあげたいと思っています。

孫が自分で判断ができない小さいうちは「しつけ」を そして「教育」は、大人になるまで継続的に一番重要なことです。お金や物品は盗まれたり、失ったりします、教育で得たものは一生自分のものになっていくわけですからね。

じぃじ、ばぁば」は 私たち夫婦の両方の祖父母や両親からたくさんの事を習いサポートされ現在があります。おかげでいろいろな経験と知識をもって世間並の生活ができていると感謝しています。ですから、私たち「じぃじ、ばぁば」も孫へもそれを繋ぎたい思っています。

ここまでは、「じぃじ、ばぁば」の気持ちです。でも、いろいろ回り道をしながら話してきましたが、ここからがポイントです。

孫に対して「出しゃばらない」「押し付けない」

ということです。

あくまでも孫の父親は、あなたの息子や娘の旦那さん、そして、母親はあなたの娘や息子の奥さんだということです。

孫への最終責任は、なんだかんだと言っても孫の両親にあるのです。

もし、「じぃじ、ばぁば」の「しつけ」や「教育」の考え方と、
息子さんや娘さんの考え方がずれていても、そこは息子さんや娘さんの考え方を
尊重すべきです。

4.まとめ

50年後の孫の姿は見られないかもしれません。それでも孫の幸せな人生を想像しながら「じぃじ、ばぁば」が、「出しゃばらない」「押し付けない」ようにサポートをしていくことは「孫育て」の真骨頂ではないでしょうか。

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こんにちは。 私は、孫たちから「なお父さん」と呼ばれている関東の地方都市住人です。 『なお父さんのblog65』:65歳からより豊かに生きるヒント (日々の楽しみ、お金、生活の知恵、親のケア、独り言、ブログ運営)を発信していきます。  それでは よろしくお願いします。