NHK連続テレビ小説「まんぷく」を毎日楽しみにしている人って多いですよね?
そしてドラマは3月中旬になり佳境に入ってきました!
ヒロイン・立花 福子のモデルとなった安藤 仁子の波乱万丈の人生について興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
私たち夫婦もにわかファンになり「カップヌードルミュージアム 横浜」で現在開催されている特別企画展「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」に早速行ってきました。
その感想を共有したくて記事を書くことにしました。
1.きっかけは株式優待
実は、私は数年前にこのヒロイン・立花 福子のモデルとなった安藤仁子さんの夫 安藤百福さんについては知るきっかけがありました。
それは株式優待で頂いた中に入っていた単行本でした。
当時、私は日清食品ホールディングスの株を200株ほど保有していました。(2897 東証1部 日清食品ホールディングス)
株式優待として毎年カップヌードルなどの日清食品の製品とタオルやカレンダーなどが送られてきました。そしてあるとき、その中に安藤百福さんの「転んでも ただでは起きるな!」という単行本が入っていたのです。
この本の内容が正しく ヒロイン・立花 福子のモデルとなった安藤 仁子さんの夫 安藤百福さんの波乱にみちた人生を書いた単行本でした。
しかしその時はその単行本をちょっとだけ読んだ状態で本棚の片隅に置きっぱなしにしてしまっていました。(ごめんなさい。)
2.関東の地方都市から都会は遠い
私たち夫婦の住んでいる地方都市は横浜から100km以上離れています。さすがに遠いので最近は頻繁に出かけることが減りました。暇はたくさんありますが、年金生活者にとって交通費が負担になってしまします。
ところがこの時期だけはJRのお得な青春18切符が使えます。これを使って気楽に出かけることができました。(前期高齢者でも青春と名がつく切符が買えるのです。)
自宅を7時50分に出発し横浜の桜木町に11時40分頃に着きました。そして春めいた風を感じながら汽車道あたりをぶらぶら歩いて「カップヌードルミュージアム 」にお昼ごろに入ることができました。
たまに都会?にでてくると刺激がいっぱい。私のサビ始めた脳みそが少し活性化されます。
3.「カップヌードルミュージアム 横浜」
「カップヌードルミュージアム 」の外観は5階建て?の茶色のクールな建物でした。
一階のチェット売り場から2階の特別展の会場へは天井の高い階段のアプローチで続いており、階段の途中からは人の列ができていました。
とはいえ、土日祝日も館内が見学できないというほどの混雑にはならないとようです。
このミュージアムにはチキンラーメンを手作りできる工房「チキンラーメンファクトリー」や自分オリジナルカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードルファクトリー」という人気アトラクションがあります。さらに私たと夫婦の今回の目的である特別展の部屋が2階に有ります。
ほとんどの来館者の目的は人気アトラクション目的のようで皆さん自作したカップヌードルを透明の袋に入れてもっていました。私たちシニア夫婦のように「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」だけを目的に来た人はおそらく一握りの人たちだけだったと思います。
4.「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」
この特別企画展は、夫とともに幾度もどん底を経験しながらも、明るく前向きに生きた安藤仁子さんの93年間の生涯を、初公開の写真や映像、ゆかりの品の展示などとともに紹介していました。
昔ながらの女房は常に夫を裏から支え、夫婦で素晴らしいことを行っても夫はすごい素晴らしいと夫を立て、世間的には妻はあくまでも表に出ない、そんな女性ですね。
当然いままで女房に焦点をあてた展示会はなかったので安藤仁子さんについて興味深く勉強させてもらいました。
でもこの特別企画展は「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」としていますが、やはり「チキンラーメンの父 安藤百福展」だと感じました。
そんな感じを持ったので家に帰った後、株式優待で以前頂いた 安藤百福さんの「転んでも ただでは起きるな!」という単行本を読んでみました。
以前さらっと読んだ時には頭に残らなかった内容でしたが、今回は彼の考え、言葉そして内容が、するっと頭に入りました。
5.安藤百福の名言
安藤百福さんが波乱万丈の人生から残した数々の名言があります。私の今の心に染みている彼の名言を紹介します。
- 目標を持ったら、あとは執念だ!
- 5年間必死で働く意志と体力さえあったら、年齢に関係なく必ず成功できる。
- 即席めんの発想にたどり着くには48年間の人生が必要だった。過去の出来事一つ一つが、現在の仕事に見えない糸で繋がっている。
今日は久しぶりに現役時代の仕事に熱くなる気持ちを思いだしました。そんなきっかけを「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」は私に与えてくれました。