97歳の妻の母親は暇を持て余して、早くも午前中から昼寝?中。
最近体がめっぽう弱って、強制的に連れ出さないとなかなか出かけるのを渋るようになってきました。
今日はどこに連れ出そうかと妻と考えた結果、90年ほど前のまだ幼かった時に住んでいた思い出の地に行こうと言えば、食いつくだろう、なんて・・・。
実を言うと、妻も私も、そんな場所なんか知らないし、もし知っていても、90年経過で変わってしまい分からないでしょう・・・。
誘ってみたら思った通りに私の話に食いついてきました。
ところが、97歳の妻の母親は、体が弱っても頭はまだまだ聡明。
90年前の思い出話を、何も知らない私たちにレクチャーしてくれました。
そして、近くに、幼い時に憧れだった、お大臣様の屋敷があったので、そのお屋敷を見たいと言い出しました。
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今のネット社会は凄いですね。
ネットでググったら 出てきたのです。
それは瀧澤家住宅で栃木県さくら市の旧奥州街道沿いに今もあり、幸いなことに、今は県指定文化財になり、さくら市が管理公開していました。
妻も私も 古い由緒ある旧家や史跡 大好き人間ですので、早速出かけることにしました。
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明治天皇の行幸を機に漆塗りの便器のお手洗いも設けたそうです。しかし、今まで一度も使用されたことはないそうです。あまりにも立派でつい写真に撮ってしまいました。
どうも、この駐車場あたりで、90年前の幼い頃、妻の母親は遊んでいたと言っていましたが・・・。わかるのは瀧澤家住宅だけで、周りは全く変わっていました。
今日も訪問していただきありがとうございました。