オレオレ詐欺のニュースが毎日のように世間を騒がせています。
その一方で古典的な「ハガキ」や「封書」を使った架空請求も目にします。
昨日我が家の郵便ポストに架空請求のハガキ?が投函されていました。
詐欺に引っ掛からないよう、我が家の例を参考にこの記事の読者の人たちと情報のシェアしたいと思います。
1.我が家にも届いた「架空請求ハガキ」
架空請求はがきは、「特定消費料金未納に関する 訴訟最終告知のお知らせ 管理番号 (ね)2541」というものでした。
内容はサンプルとほぼ同じ文面で ご丁寧に ※取り下げ最終期日 平成31年15日 と 赤色のインクで書いてかいてありました。
宛先は妻の名前が書かれていました。
届けられたハガキを見たとき、わたしにとって即座に架空請求ハガキの詐欺だとすぐわかるものでした。
しかし、妻はハガキ内容に覚えが無いのに、文面の中にお役所の名称、訴訟、契約不履行、差し置押さえ、裁判等の日頃馴染みのないお堅い単語が散りばめられているため心配していました。
特に妻へのハガキの宛名との宛先住所は妻へに恐怖心さえ与えました。詐欺師グループは妻の名前と住所のリストを持っているということだからです。
が、当然、そのまま無視しました。
ところが、このようなハガキに書いてある電話番号に実際に電話をしてしまいズルズルと詐欺師グループの餌食になる人もたくさんいるですね。
出典:架空請求ハガキの例(=消費者庁の資料より)
2.なぜ、古典的「ハガキ」手法がすたれないか
同じ文章をメールで送れば0円なのにハガキでは62円+手間暇費用。
それなのに、なぜ古典的なハガキを使うのでしょうか。
もちろん、引っ掛かる確率が高くなるのでしょうね。詐欺師グループも採算がとれなければ絶対にやるはずないでしょうからね。
おそらく、詐欺師グループはあえて古典的なハガキを使い、脅すような文章を直接読ませようとしています。
そしてターゲットは社会経験の少ない50歳以上の特に専業主婦や老人の女性を狙っていると思います。彼らの多くの人たちはメールを読む機会は少ないでしょう。ところがハガキに自分の名前がかいてあれば100%近い人は読むでしょう。
さらに、ハガキだと住所を知られているということが分かる訳ですから、ターゲットは支払わないと何をされるか分からないと思うでしょうし、メールと違って無視できないと感じてしまうのではないでしょうか。
出典:架空請求被害額(=消費者庁の資料より)
3.対応方法は
架空請求ハガキが届いた場合、無視するのが良いでしょう。
ちなみに国民生活センターのWEBサイトでは、
「民事訴訟管理センター」からハガキが届いても、決して相手に連絡せず、支払わずに無視してください。不安を感じたり対処に困ったりした場合には、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188(いやや))に相談してください。
やはり無視することをお勧めしていますね。
4.最後に
オレオレ詐欺、最近ではアポ電強盗など詐欺師グループによる犯罪が増えています。
こういうニュースを見ると寂しく残念に、そして情けなくなりますね。
それも将来の夢をもって日本の将来を背負っていけるはずの若い人たちが犯罪に手を染めているようですね。
親御さんたちも怒り悲しんでいるでしょう。
このような残念な犯罪を早くなくしたいですね。
とはいえ、架空請求ハガキなどの被害に日頃から注意しましょう。
シニア世代は特にですよ。