【自分の健康】認知症になったときの覚悟はできていますか?

1.認知症の高齢者が気になるようになった

いままでも認知症のことは詳しく知っていましたが、敢えて考えることは避けるようにしていました。なぜなら、私の母はアルツハイマー型認知症で亡くなるまで12年間も特別介護老人ホームで過ごしていたからです。

それでも最近、気になるようになったのは、時々ブログにも書いていますが、あと一カ月ほどで98歳になる妻の母親が我が家に来てから、私も介護施設を訪問する機会がまたできて、そこで介護されている認知症の高齢者に目が行くようになったからかもしれません。

今日の記事は年末の話題としては重いですが、この時期だからこそ考えておくのもよいのではないでしょうか。参考になれば幸いです。

 

2.私の母を見て思っていた事

私の母はアルツハイマー型認知症と診断される1年ほど前にはすでにケガをして家に帰ってくるなど今までになかった変化が出ていました。そして後、道路を渡る時に車にひかれ病院に入院して間に病気が発症してしまいました。

家に戻ることなく認知症のケア施設に入ることになった訳ですが、ケア施設では、自分の意志をもって一人で行動することはすでに出来ず、時間の経過を感じることもなく、ただボート過ごしているように見えました。

こんな生活は認知症だからこそ耐えられるのであって、もし正常だったら、こんな生活は耐えられなくて、精神的に異常をきたしてしまうだろうと思うと、可哀想で面会に行くのが辛く苦痛でした。

3.私が認知症になったら

もし私が病院ではなく、自宅である日認知症になったら、おそらく、妻や家族は自宅で看護を始めるのでしょうね。

すぐに私は自分の意志で何かを判断することなんて、出来なくなっているでしょうからね。

 

私は、母の認知症の経験から、

認知症になった時はできるだけ早く介護施設に入居するしか無いと考えています。

自宅に今まで通りに住みながら家族で何とかしよう思っても認知症は病気ですぐに治ることはありません。時間が経過すればするほど症状は重くなっていきます。体力的に私より体力が無い妻が私の介護をするのは無理です。結局、予想出来ないほどの労力、精神、そしてお金の負担が子供たち家族に重くのしかかってしまいます。

そんなことを考えると、

一番お金の負担が少ない介護施設は、特別養護老人ホームになりますし、入所すると介護から解放され妻も子供達も、きっとホットすることでしょう。しかし、いざ入居を希望しても、入居待ちが多くこれが大きな障害となります。


ですから、

自分で事前に入居可し易い市街地よりも地方の特別養護老人ホームも含めて探しておくことです。

もし私が認知症と診断されたら、自宅で余生を送りたいとの希望は諦めて、自分で探したおいた特別養護老人ホームに手続きを取って入居してしまうことも含め覚悟するしかないかた考えています。

認知症になると、すぐに自分が自分で無くなります。自宅を離れるのは辛いですが、後に残される正常な家族に負担をかけないために覚悟するしかないのではないでしょうか。

 

4.今、自分が出来る認知症の心配の対応

認知症と無縁の今が大事なんです。

妻と良く話し合い、そして、認知症になった時の自分の意思を 息子、娘 に明確にしておくことです。

この記事で認知症の心配ばかりを書いてきましたが、もっと大事なことがあります。

認知症にならないことです。そのためには、持論ですが、自分の健康寿命を出来るだけ長く伸ばす生活習慣を身につけることだと考えています。

そのために、ジョギングを日課とし足腰の強化に努めているのです。

 

5.まとめ

  1. 認知症の心配や恐怖を感じる歳になった。
  2. もし認知症になったら、自分がまだ自分であるうちに、進んで介護施設に入ることを覚悟することを考えておくこと。
  3. 今のうちに、認知症になった時の自分の意志を家族に明確にしておくこと。
  4. 認知症にならないように自分の健康寿命を延ばす生活習慣を身に付けること。

 

今日も訪問していただきありがとうございました。

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