夏の蒸し暑い暑さに勝つには「正嗣 まさし」の餃子が私の特効薬

毎日、蒸し暑い日が続いて、既にバテ気味になっています。

この蒸し暑さに体の方が慣れていないのか、日課のジョギングは30分も走るとついついギブアップして歩き始めてしまいます。情けない!

こんな根性無しにはまだなりたくないと、こういう時の特効薬を求めて、朝から車に乗り込み、宇都宮の餃子専門店 正嗣 に向かいました。

今日の記事は、餃子は体がバテている時に効きますよ という話です。

最近なんとなく体がだるいと感じている方は、騙されたと思って「正嗣 や みんみん」 という昔ながらのシンプルな宇都宮餃子を試してみてください。試す価値があります。

 

 

1.なんで、宇都宮の「正嗣 」餃子なの?

私は生まれてから高校までは宇都宮市の中心地に住んでいました。

50年以上も前の話ですが、当時の宇都宮の有名餃子店は「忠治」という店だけでした。

そのころ、母の叔母が江野町という繁華街の中心地に住んでいた関係で、その向かい側にあった「忠治」の餃子をしょっちゅう食べていました。

当時の食糧事情はまだ悪く、私達庶民にとっては餃子はご馳走で、ほんとに美味しかったですね。

当然、「忠治」は宇都宮で大人気店になり毎日餃子店の前には長い列が出来ていました。
ところが、ある日を境にお客は全く入らなくなってしまい、その後すぐにつぶれてしまいました。

そのお客が入らなくなった理由というのは、猫の肉が入っているとの噂が出たためで、お客がトイレにはいったら、肥溜めの中に猫の頭部がごろごろ転がっていたということでした。(昔のトイレは汲み取り式の肥溜めタイプでした)

おそらく嫉妬による悪いデマの影響でつぶれてしまったというのが実態のようですが、当時の宇都宮市内では、まるで本当のことのように話されているのを今でも覚えています。

今日の記事とあまり関係ないことを長々と書きましたが、もうすこしご辛抱ください。


その後、餃子専門店として「みんみん」と「正嗣」が人気店となりました。
両方の餃子共に正統派のシンプル餃子なのですが、微妙に味が違います。

そんな中で私の両親の好みからか「正嗣」の餃子を食べる機会が多くなりました。
薄皮の食感と野菜をたっぷり使った具は、一度食べればきっとやみつきになります。

今でこそ、たくさんの宇都宮餃子店がありますが、長い間 ほんの数店しかなかったですよ。

私はというと、高校卒業後は宇都宮の実家を出てしまったのですが、

風邪をこじらせたり、仕事で過労が続いたりして体調不調が続くと、なぜか餃子が食べたくなることに気が付きました。

それも宇都宮の「正嗣」の餃子が食べたくなるのです。そして、お腹一杯食べた後は決まって多めの快便が出て、その後、体のけだるさが消えさるのです。

 

 

2.餃子専門店 正嗣 駒生店に11時到着

今日はオープン時間11時少し前に到着。
でも、すでに店の前にには人が集まって列を作っていました。

 

40年以上も変わらぬシンプルイズベストを地で行く宇都宮で1番2番の美味さと言っても過言ではない「正嗣」の餃子を、もうすぐ食べられます。

野菜多めの小ぶりの正嗣の餃子は出来たてはもちろん、冷めてしまっても美味しくお腹いっぱいになるまで飽きずに楽しめます。

今どきの見た目の豪華版の新規参入の宇都宮餃子で満足してる人にはこの良さはなかなか理解できないかもしれませんけどね。

ちなみに、お値段は 焼き餃子 250円/一人前、水餃子 250円/一人前、冷凍持ち帰り餃子220/一人前。税込み。

最近の物価上昇の影響で値上げになりましたが、まだまだ驚くほどの庶民的な良心的なお値段です。

今回は「正嗣」のお店の中で唯一「ごはん」があるのは、「正嗣」駒生店だけなので、おじゃましたし次第です。

食べかけの写真:食べている途中で写真を撮り忘れていることに気が付き、あわててパチリ! 

 

 

3.最近の宇都宮餃子人気は嬉しい反面心配です。

宇都宮餃子がマスコミで取り上げられる機会が増え、全国的に知名度が上がったことは嬉しいですね。

でもね、一方で、最近竹の子のように増えている宇都宮餃子は私の昔からのシンプルでおいしい餃子とは違うものばかり、地元密着のお店とはかけ離れ、変わってしまっているようです。

マスコミと上手に手を組んでタレントによる食レポなんかで幅をきかせているお店ばかりが繁盛し、昔からの地元家庭のお惣菜として本当においしいシンプルな餃子屋さんは、店主が今では70歳以上になってしまい、閉めてしまったり、店舗数を減らしたり、苦境に立たされているのが現実ですね。

残念です。

 

 

4.「正嗣」餃子が、なぜ私の体調不良の特効薬なのかの・・・持論

そもそも宇都宮餃子は終戦後に中国から兵士より持ち込まれたシンプルな食べ物ですが、消化が良く、体に良いとされている材料だけで作られています。

①ニラやニンニク:気の巡りをよくする、血の巡りをよくします。
②白菜:水分代謝をよくする、心を落ち着かせます。
③豚肉…エネルギーとなり血の巡りをよくします。
④ごま油…エネルギーや潤いを与え、食欲をまします。

このように、体に優しく、消化が良く、体の真を温める、シンプルな餃子で、さらに、ニンニクの刺激と相まって、整腸作用や気持ちを落ち着かせる作用もあります。

だから、栄養補給、疲労回復、スタミナアップ、
そして仕事で疲れた体や気分をリラックス状態に落ち着かせる
といった感じで、疲れた体には餃子がオススメです。

そしてこれらに加え、食べなれている安心感、「正嗣」の餃子は、私にとって、特別な特効薬という心理的なものが加わっているのかなと思っています。

こんな持論をもっているので、体がバテて辛くなると、「正嗣」の餃子を求めさまよってしまうのですね。

 

 

5. まとめ

気候の変化や疲労などで体が不調なときは、シンプルな餃子を食べることをお勧めします。

シンプルな餃子は体に優しく、消化が良く、体の真を温め、疲れた体を改善してくれます。
さらに、整腸作用や気持ちを落ち着かせる作用もあります。

私にとって、宇都宮の「正嗣」の餃子はまさに体がバテている時の特効薬のような食べものです。

 

今日も訪問していただきありがとうございました。

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こんにちは。 私は、孫たちから「なお父さん」と呼ばれている関東の地方都市住人です。 『なお父さんのblog65』:65歳からより豊かに生きるヒント (日々の楽しみ、お金、生活の知恵、親のケア、独り言、ブログ運営)を発信していきます。  それでは よろしくお願いします。