またやっちまった!今度は「ぎっくり背中」?こんなに強烈に痛いものとは

「ぎっくり背中」に襲われてしまった!

今回の記事はこの1か月近く苦しんでいる「ぎっくり背中」についての実経験を書いています。何かかお役に立てれば幸いです。

1か月半ほど前の台風19号の後片付け中に、軽度の「ぎっくり腰」に襲われ、「治すためにいろいろと試している話」を1か月前に書かせていただきました。が、その4日後に、今度はなんと「ぎっくり背中」に襲われてしまいました。

またやっちまった!と不覚をとりました。そして今度のレベルは重度でした。


ちなみに以前の「ぎっくり腰」の記事はこちらです。

水害の後始末中、腰痛になって歩くのが辛い。温泉が意外と効くみたい!

 

今回の記事の「ぎっくり背中」とは

ぎっくり腰は経験している方が多いので皆さんよくご存じですが、「ぎっくり背中」ってあまり知られていないのでは?

「ぎっくり背中」は簡単に言うと腰上部から背中、そして、肩甲骨あたりまでのある部分の肉離れだそうです。
だから痛みは消えても完治するまでは1ケ月以上は優にかかるらしいです。
「ぎっくり背中」は、背中に急に激痛が走り、ひどい場合はあばら骨が痛くなったり呼吸ができなくなったりします。症状はぎっくり腰とほぼ同じですが、激痛が起こる場所は、腰のすぐ上から肩甲骨まで、人によってさまざまのようです。

 

ここからは、私の実体験に基づいて話をしていきます。

きっかけ

あまりの衝撃的な出来事で、きっかけは正直なところ良く分からないのです。

明け方4時ごろ、トイレに行き、ベットに戻り寝ぼけた状態で横向きから仰向けに寝た瞬間です。「ピキッ!」という感じの痛みが背中側の右腰上あたりから肩甲骨あたりに走りました。

そのままの状態で動かず息を殺していました。

動こうとしても強烈な痛み。まったく動けない

手をちょっと動かしても、息を少し大きく吸っても、「電気ショック」レベルの「ピキッ!」という感じの痛み走るのです。

10分ほどの内に、この「ピキッ!」という強烈な痛みの頻度は増してきて、呼吸する度に、拷問を受けている人の様に「オー!!」と叫んでしまっていました。

 

私は妻に、救急車を呼んでと叫んだ

この状態に妻は恐怖を感じたようで、救急車を直ぐに呼びました。

この私の初期行動がまずかったと今では考えています。

救急車が来ても、ベットからストレッチャーへの移動なんて出来ないのです。救急隊員が無理に動かそうとするときは、まさに、私にとっては拷問そのもので、痛みはピークになってしまって地獄でした。

では、「ぎっくり背中」になったら、どうするのか?


最近になって、同じ経験をした方にお話を伺いました。

こんな時に無理に動かされたら、痛さで失神するくらい強烈です。まずはじっと動かず、痛め止めの座薬をお尻の穴に入れてもらったり、飲み薬の痛み止めを使って、「電気ショック」レベルの「ピキッ!」が弱まるのをひたすらじっと待ちます。1時間くらいで薬が効いてくるので、少し楽になるはずです。病院に行くなら、落ち着いたその後。

落ち着いた後、必要なら病院に移動し、先生の診断を受けた方が良いとのアドバイス。私の経験からもこのアドバイスは的を得ていると大納得です。


あわてて動かない
焦って動こうとすると痛みはいっそう激しくなります。

じっとして痛みが少しでもやわらぐまで体は動かさないようにしましょう。

無理な動きで筋肉が収縮してしまうと痛みを増幅させてしまいます。

無知だった私は救急隊員に動かされ、運ばれ、そして病院で検査をされ、と、動かれまくりで地獄でした。

その後の養生

その日には自宅へ~3日目

その後、痛め止めのおかげで、3時間ほど後には「電気ショック」レベルの「ピキッ!」という激痛はおさまり、車椅子に捕まってヨチヨチ歩いて自力で移動できるようになってきました。

「ぎっくり背中」というのは、激痛が治まった後はひたすらじっと動かないで養生しているだけなので、救急病院からは、検査後直ぐに出されてしまいました。

自宅に戻り、ベットに寝ていようとしても、さすがに痛すぎて横になれません。

寝られない

寝ようとして、ベットに横になれず、熟睡できないのがこの後ずっと辛かったです。

布団に背中をつけると右側をかばって左肩から横になっても右側に響いて同じように激痛がくるし、もちろん仰向けは肩甲骨全体に鈍い痛みが広がるので寝れません。

つまりどのような体勢をとって、辛くてベットで寝られないのです。

 

そんな時、IKEAで買って私が日頃から愛用しているロッキングチェア的な椅子がほとんど体が痛くならないで居心地が良く座っていられるのです。さらに、眠ることも痛み無くできることに気が付きました。

結局、この椅子で養生し、そしてこの椅子で寝る という生活が始まりました。

4日目~1週間

痛みは、「ピキッ!」という電気ショック的な激痛による怯えはほとんど無くなり、痛みの種類は筋肉痛のきついような痛みに少しずつ変化してきました。そして、局部的な痛みから範囲は徐々に背中側の右腰上あたりから肩甲骨あたりの背中幅広くに広がってきたのです。

~2週間

やっとまともに歩けるようになってきました。背中側の右腰上あたりから肩甲骨あたりの背中にも広がっていた筋肉痛のきつい痛みは小さくなってきました。

でも、ベットに寝るのは3時間が限界で途中で今まで通りのロッキングチェア的な椅子で寝る生活がまだ続いていました。

~3週間が過ぎました

他人からの見た目には正常に動ける人に見えるようになっているでしょうか。

ベットでも5時間くらい連続で寝られるようになりました。でもまだ、明け方にはロッキングチェア的な椅子に2時間ほどは寝て、背中側の右腰上あたりから肩甲骨あたりのベッドでの痛みを取り除いてから起き出すというところまでに回復でました。

あとがき

台風19号の水害の後、いろいろなことがありました。

自分は体力があり元気だと思っていても、水害の後片付けで2週間ほど連続の重労働や気苦労により、体はボロボロ状態になっていたのでしょう。

水害4日後の作業中に起こった軽い「ぎっくり腰」のときに、作業を完全にストップしてしっかり養生していれば、また「ぎっくり背中」を起こし、こんな長い時間を費すことはなかったと反省しきりです。

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