私の保有している株式のほとんどは、高配当株式です。
今日の記事は、保有して高配当株式の配当金は、年金で生活している我が家の生活費に年間でどのくらい貢献できるのかお話ししたいと思います。
1.配当金重視の株式投資計画
私の株式投資の基本方針は株の上がり下がりに一喜一憂したくないので「インカムゲイン(配当)投資」という配当金重視の投資です。
なぜなら、「キャピタルゲイン投資」という売却益を狙った投資の方が儲かると思いますが、年金生活者にとって大きな投資の失敗は命取りになってしまうからですよね。
ですから、定年退職後は配当金重視の株式投資に方針を変えて運用しているわけですね。
投資目標ですが、理想は年間100万(月8万3千円)の配当金を頂き、この配当金は再投資せずに全部生活費にアドオンする生活です。
そうすれば、年金プラス配当金で少し豊かな生活を送れるのではないかという目論見からですね。
2.私が言う高配当株式とは
配当利回りが3.5%(税払い前)以上の株式を高配当株式と私は設定しています。ということは税金を払うと 約2.78%ほどと考えて検討しています。
ですから、年間100万円の配当を頂くには、高配当株式に理論的には約3千5百万円以上を投資し保有しなければならないということになりますね。(誤解が無いように事前に言っておきますが、残念ながら、私はこんな大金を寝かせておけるほど裕福ではありません!)
3. 保有高配当株式と配当金見通し(2019年8月5日現在)
2914 日本たばこ産業
7201 日産自動車
7270 SUBARU
8411 みずほフィナンシャルG
8053 住友商事
3436 SUMCO
4188 三菱ケミカルHLDGS
7751 キヤノン
8591 オリックス
保有高配当株式の種類は 9銘柄となりました。(半年前の6銘柄から1銘柄が配当落ちで高配当株式から脱落し新たに他の4銘柄を増やしました。)
通年でのこれら全銘柄の配当金合計金額の見通しは 395千円(税引き後)です。(対2月: +98千円)
計画の 通年100万円の39.5%まで進めることができました。でも理想と現実のギャップは、まだまだ遥か遠くです。
さて、足りない分はどうしたものか?
4.この半年で次々と発生する ショックな出来事
①(3197)すかいらーくHD なんと50%大幅減配になる! 株主優待は辛くも継続。
同社の2018年配当金は、一株あたり38円(中間16円+期末22円)でしたが、2019年は19円(予)になることを発表しました。これにより私の保有株式の配当率は1%台と下落してしまったため、保有高配当株式のリストから落としました。
② (7201) 日産自動車 2019年第1四半期 決算内容にブッタマゲ!
・先月にグローバルで1万人以上の人員削減の報道。
・そして、営業利益がウルトラ大幅減と、ほとんど儲けが出ていないことを示す凄い内容。
、前回決算で57円→40円と減配。これでもなんとか配当利回り3.83%。
ゴーンさんの一件から嫌な想像をしていましたが、これは厳しいですね。がっかりです。
③ 日経は連日の大幅下げで今日8月5日の終値は20,720円へ。米ドル/円は105円台の円高。トランプさん、弱小投資家へのいじめ攻撃はもうやめて下さい!
こんなわけで、保有全株式の総含み損は現在〇百万円レベルに膨らんでしまっています。
4.まとめ
・定期的に配当の見通しと計画を比較し、ズレをできるだけ早い段階で把握し手を打つこと。
・シニアの株式投資はちょっとしたリスクが命取りになりかねません。日頃からの情報収集はマストです。
・株式投資のリスクや自分の資金不足による計画値未達に対しては、複数の収入源と出費削減の組み合わせにより月10万円を確保するのがベストな方法で無理のない方法ではないでしょうか。
そんなことは分かっているのですが、年金生活者には本当に難しいことなんですよ。
当ブログでは、特定の銘柄や投資方法を推薦しているわけではありません。
くれぐれも、投資は自己責任です。