朝のTVのニュースで「蝋梅」が紹介されていました。
お恥ずかしい話ですが、花木の知識に疎い私は特に気にも留めなかったのですが、
妻から見に行かないと久しぶりのお誘いですので、おばあちゃんも連れて、早速に伺うことにしました。
今日の記事は「蝋梅」の話です。
時間が有りましたら是非立ち寄っていただけたら幸いです。
車を運転しながら、スマホで「蝋梅」について少し調べてみました。(当然ですが、スマホは車が止まっている時だけですよ!)
蝋梅とは
蝋梅(ろうばい)は、中国中部原産の落葉低木で17世紀の江戸時代のはじめに中国から渡来したそうです。
木の高さは、2~4メートルの木で花期は、1~3月で、春に実をつけます。
寒い時期に、葉に先駆けて、葉のない枝の中途で花を咲かせ、梅に似たいい香りがする黄色い花をうつむき加減に咲かせます。
蝋梅(ロウバイ)の名前は、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、また、臘月(ろうげつ、旧暦12月)に花を咲かせることにちなむといわれます。
蝋梅の花言葉は「慈愛心」「思いやり」「ゆかしさ」等だそうです。
今日の目的地は
目指す場所は、栃木県鹿沼市の山間にある「上永野蝋梅の里」鹿沼市上永野273(永野小学校の裏側)です。
4000坪ある園内では約5000株の蝋梅が咲き誇っています。
・入園料 300円 (高校生以下無料) 駐車場無料。
・入口では、切り花や苗木、日本初の「蝋梅の香水」も販売されています。
ここでは日本最多の4種(満月・素心・基本種・原種)を鑑賞できます。
今から3月初旬が見頃ごろとの事です。
寒い冬の栃木ですが、今日はこの時期としては珍しく風の無い穏やかな一日でした。青空だったら最高だったんですが、雲が多かったですね。
蝋梅の花に派手さはありませんが、落ち着いた品の良い薄い黄色です。清楚な感じがなんとも言えない魅力があり、すぐにその魅力の虜になってしまいました。
私は、梅の花とか蝋梅の花のような渋めが好みなのでしょうかね?
午後になって雨雲が出てきてしまったので、慌てて蝋梅園を下り、来るときの途中で目星をつけておいたおいしそうな蕎麦家へ。
今や“鹿沼蕎麦”の代名詞になっているニラ蕎麦
にらの生産量日本一の鹿沼で「ニラ蕎麦」を食べるようになったのは、戦後になってからだそうです。
当初は蕎麦の量を増やす“かさまし”の意味合いで、蕎麦と一緒にニラを茹でていたものですが、現在ではそのシャキシャキの歯応えと、薬味的な意味合いもあって鹿沼エリアでは一般的に食べられるようになり、鹿沼の名物になっています。
蝋梅を楽しんだ後、この鹿沼地区独特のニラ蕎麦(蕎麦の上に茹でたニラがのったもの)を頂くのが常道のルートのようです。そこで私たちもそのルール?に従ってニラ蕎麦を頂き、お腹を満足させた後、帰途につきました。