配当金を楽しみに株式投資をしている私にとって、配当金を頂ける年何回かの内の一回である6月があっと言う間に過ぎて行ってしまいました。
6月に入金された配当金は
6月に頂いた株式配当金は 税引後 185,252円 対前年同月+ 5.7% (対前年同月は 税引後 175,227円。)という結果になりました。
ほとんど放置状態の私の保有株式は幸いにして減配銘柄は無く、金額は小さいながらも、なんとか配当金は着実に増やすことができ、税後利回りは3.91%でした。
税後利回り3%台というと、たったそれだけなの! とよく言われます。
しかし、私の長い経験から、配当金を狙った株式投資は、現在の環境において4%程度がマックス状態だと思っています。
この半年の株高で、新たに株数を増やすには取得金額が多く必要になっています。これから株数を増やそうと計画していた人にとっては、配当金の実質利回りは下がって厳しくなり、美味しくなくなっています。
私のような配当狙いの年金生活者にとっては、株価の急上昇は単純に喜べずちょっと複雑な気持になってしまいます。
やっぱり、自分なりの方法で我が道を行く・・・ですかね。
退職後に金を稼ぐのは難しい
退職後にお金を稼ぐのは難しいことは理解していましたので、年金に株式の配当金をアドオンして、少しでも余裕のある年金生活を送れるようにと計画してきたつもりでしたが、思っていたほど計画どおりにうまくいっていません。
一番の原因は、
世の中の経済動向が読み切れないなんて言うつもりはありません。そんなものは素人なんかがいくら個人で勉強したところで、たかが知れていますからね。
一番の原因は、思い切ってなけなしの保有資産の全体を株式に投資することができないという現実です。
私のような株式投資の計画は、最低30,000,000円 で やっと配当金1,000.000円/年。
これは、退職時に考えていた年間配当金の計画値で、現在の考えもブレていません。
いくら手堅い手法で株式投資をしても、最低で3千万円必要です。
だから、初めに退職時に最低3千万円投資できればOKなのですが・・・・実態は・・・。
長い間投資している諸先輩はご存知のとおり、リスクは小さくないですからね。
だから、株投資不足分を、配当金を頂いたらそれをそっくりまた株数を増やすために投資し、配当金を増やすことを考えるのでしょう。
でも、そこが人生の面白いところでもあるのかもしれませんが・・・。
配当金は再投資し株数を増やすという考えは、お終いにします。
年金生活が10年近くになると、「少ない年金+少ない貯蓄の切り崩し」でも無理なく意外と楽しく生活が出来るようになりました。 きっと身の丈が小さくなったせいでしょうか?
ですから、配当金はその都度再投資し、最終的には計画通り100万円/年になるようにコツコツと株数を増やしていくという考えは、お終いにしようと思います。
代わりに、配当金を頂いたら、これからは、夫婦で気ままな旅行やランチの回数を増やすなど(今度こそ、余裕ある年金生活)のお金にしよう。
そうしないと、コツコツ株数を増やし、計画通りに配当金が入るようになったとしても、年取り過ぎて使えないという事態になっていた、なんてことない様にね。
早速 明日、 6月に頂いた配当金18万円を証券会社からおろして、小旅行に妻と出かけたいと思いますが・・・・。
今日も訪問していただきありがとうございました。