今回の記事は歯間ブラシが折れて、折れた端部が取れなくて孤軍奮闘した爺様の話です。が、このような時は本当に焦り、困まるものです。
こんなことをする人もいるのだと知っていれば、何かの役にたつことも有るかと思いますので、時間つぶしに読んでいただければ幸いです。
一日4回の歯磨き
私は毎日4回歯を磨いています。起きた時、昼食後、夕食後、寝る前です。その内1回は歯間ブラシを使っています。
歯磨きをこんなに多くするようになったのは、歯周病で苦しんだ7、8年前からです。歯周病の影響で口臭がするとある女性から言われてショックだったのが切っ掛けになりました。
とくに、歯間ブラシを愛用?しているのは、左下の奥歯の歯と歯の間に少し変形した隙間があり、食べカスが挟まり易いからなのです。そしてそこは、歯ブラシではその食べカスを取り除くことができないからなのです。
歯間ブラシが折れた
昨晩の就寝前、いつのように歯間ブラシを使って歯の間を丁寧に掃除していました。
そしたら、何の兆候も無く、突然歯間ブラシの先端部が折れてしまいました。
左下の奥歯の歯と歯の間に取り残された折れた歯間ブラシの先端部は、簡単に取れると思ったのですが、取れないのです。かなり焦りました。
歯間ブラシの芯棒は針金ですので、そのまま取れないでいると、そのうち誤飲してしまうでしょう。
飲んで胃や腸の方に行ってしまうと、歯間ブラシのブラシ部は針金の芯に細いプラスチック製の毛が毛虫の様に巻き付けられていますので、毛の部分が抵抗になって引っ掛かるか、芯の針金の部分で、刺さってしまう恐れがあるでしょう。
慌てて、左手でペンライトを持って口に入れ照らし、右手でピンセットをもって折れた針金を取ろうと奮闘しましたが、取れません。ピンセットで摘まむことさえ出来ないのです。
妻に HELP!
妻に、助けて! と叫んだら、いい大人が馬鹿みたい。私は知りませんからね!とつれない返事。
歯間ブラシの折れた先端部の端部は1mmくらいが奥歯の歯と歯の間に出ているのが見えているのです。でも、ピンセットで折れた針金部を掴んでも、ピンセットの先端部の挟む力が弱くてうまくいきません。
掴む力が強いものがないか探し回った末、ラジオペンチを見つけ、良さそうでしたので、これで挑戦することにしました。
1mmほど見える部分をラジオペンチの先端部で掴もうとしているのですが、小さすぎてなかなか掴めません。
45分ほど深夜の洗面所で奮闘したでしょうか、
汚い話ですが、手は、唾液だらけでべとべとになって、さすがにあきらめて、夜でもやっている夜間急患診療所に行こうと覚悟したときです。何かの拍子にうまく掴むことができて、折れた歯間ブラシの先端をつまみ出すことができました。
ほんとうに うれしかったですね。バカみたいですがね。
教訓:
歯間ブラシは1週間に1度は交換しましょう。
今までは、歯間ブラシの先端が使っているときに曲がり易くなるまで使っていました。2~3週間ほどは交換していませんでしたね。
今までの歯のケアを反省しています。だから今日から変えるのです!