【山歩き】直射日光でスマホの写真が撮りにくい! コンパクトデジタルカメラに戻ってみたら解決できたという話。

１．スマホのカメラは高性能になった。それでも使い難い。

最近のスマホのカメラの進化は素晴らしいものがあります。

どこに行くのにもスマホを持って、行く先々で手軽に写真を撮って、写した写真は直ぐにそのスマホを使ってシェアするというのが、当たりまえの生活様式になっていますよね。

私たち夫婦も、家族でスマホのカメラで写真を撮っては、LINEで送ったり送られたりシェアする生活がいつのまにか当たり前になっています。

意外だと思うでしょうが、　山歩きをするシニアにはスマホカメラは使い難いのです。

私はリタイア生活に入り、山歩きに出かける機会が増えました。

大きな一眼レフカメラよりお手軽なスマホのカメラを使っています。10年ほど前に全盛だった一般的なコンパクトデジタルカメラより、今のスマホの方がレベルは高くなって綺麗に撮れますからね。

ところが、歳を重ねるにつれて、登山中にスマホのカメラで使うときに写真の撮り難さを感じるようになり困っていました。

太陽の直射日光の影響でスマホの液晶画面に映し出される対象物が光って見難くなったり、タッチパネルに示されるシャッターボタンは画像のためボタンがどこにあるが分からなかったりと、レスポンス良く写真撮影をすることがうまくできないことが増えています。

さらには、それに気を取られ足がふらつき危険な体験も経験しました。

山歩きに出かける時、スマホのカメラで使うことが不便に感じていたのですが、やむを得なくストレスを感じながらも過ごしていたのです。

昔に戻ってデジタルカメラを手に入れよう。

考えてみれば、スマホはちょっと前まで使っていなかったのに、こんなイライラは無かったことを思い出しまた。

そういえば、以前はどこかに出かける時は、いつも一眼レフのカメラを肩で担いで出かけるか、レンズ一体型の安いコンパクトデジタルカメラを使っていたよなーと。

時代に逆行するかも知れませんが、昔使っていたようなカメラをまた使ったらどうだろうかと思った次第です。

こんな仕様のカメラが欲しい

年を取ってきたので、重い一眼レフカメラを携えての山歩きは辛すぎます。ストレスが少ないカメラが新たに欲しい。ということで、私の求める理想のデジカメの機能を書きだしてみました。

最近は各メーカーも、高級コンパクトデジタルカメラというジャンルでしのぎを削り、魅力的なカメラが続々登場しているはずですからね。

軽い小さい（胸ポケットに常時携帯できるほどコンパクト）
画質が良い（薄暗い場所でもフラッシュを使わず撮れるレンズの明るさと高感度センサー）
ばかした撮影ができる
星空も撮影できる
自撮りができる
wifi機能が付いている
シャッターボタンは感触的に押せるタイプ
液晶画面が見やすい
オートフォーカスが早い

ド素人なので数値的な仕様よりも感覚的な望みを言うと、こんなところでしょうか。

２．欲しいコンパクトデジタルカメラは？

書き出した私の求める理想のデジカメを求め、量販店の展示品を触りまくって選択したカメラは下記３つでした。

① SONY DSC-RX100M6
② Canon PowerShot G7 X MARK 2
③ PANASONIC DC-TX2

欲しい！でもこのような高性能コンパクトデジタルカメラの価格は7万円～15万円以上。高い！

欲しい物と買える物との間には大きなギャップが有ります。
年金暮らしの身としては、贅沢すぎてハードルが高すぎますね。

３．遂に手に入れたカメラ

最終的に手に入れたカメラは、欲しかったデジカメのレベルには届いていませんが十分満足して使える6年前の年式の物です。それでも、良しとし、大事に使いたいと思います。

Canon PowerShot　S200　（2013年製）　の中古を15,000円（税込）で手に入れました。　　

有効画素数 1010万画素
撮像素子 1/1.7型
ズーム倍率 (光学) 5 倍
焦点距離 (広角側) 24 mm
焦点距離 (望遠側) 120 mm
F値 (広角側) 2
F値 (望遠側) 5.9
シャッタースピード 1/2000秒
最低 / 最高撮影感度 (拡張感度) オート、ISO80-6400

４．感想

私が愛用している7インチスマホのカメラと比べると、このPowerShot S200の方がかえってサイズは小さく軽くなりました。そのうえ、焦点が合うスピード、正確さが圧倒的に良くなっています。そして、何といっても直射日光下でも、簡単に被写体に焦点を合わせ、ストレス無しにスピーディーに写真撮影ができるのです。

カメラはやはりハード的に操作できた方が安心感は高いですね。