毎日が日曜日になるとすぐに「孤独」がやってくる。「孤独」から逃れる方法は?

1.毎日が日曜日になって3年が過ぎた

定年退職の後、アルバイトの職を得て何年か勤めていましたが、その職も勤務年数満了となり、毎日が日曜日の完全リタイア生活に入りました。

それから、あっと言う間に3年半が過ぎました。

今では、忙しく充実した日々を送っていますが、初めの頃は意外と辛く感じて悩んでいました。

今日は、この悩みと解決方法について私の行ってきた事を記事として書いてみました。

参考になれば幸いです。

 

 

2.自由な生活と引き換えに孤独がやってくる

完全に働くのを止めた時には、年齢的に別のアルバイトを見つける選択肢はあったのでしょうが、年金生活に入る決断をし、現役時代には夢だった毎日が日曜日の生活に入った訳です。お金の面では多少不安はありますが、本当に自由でノーストレスの生活に入れるものと思っていました。

ところが、ある程度は予想していた事ですが、世間との繋がりは希薄になってしまいました。他人との会話はなくなりました。電話は減り、郵便物も減り、メールは宣伝メールなど邪魔なメールばかりになります。

ある時、自分が一日中家族以外の誰とも話をしていないことに気がつきます。

他人に煩わされることが全くといいほど無くなります。これって嬉しいことではあるのですが、言い換えれが、他人から必要とされる存在ではなくなったということですよね。これは、「孤独」な生活へまっしぐらに向かって行くことになるのです。

 

3.あなたはそんな老人にならないようにもがいていますか?諦めていますか?

毎日が日曜日になって初めの1年はあっという間の1年でした。頭の中では、将来的には完全に「孤独」な生活になるであろうから耐えられるように準備期間と思っていたのですが、特別なことをしないままで、あっと言う間に半年が過ぎてしまいました。
209年10月には台風19号の被災でその後片付け、その途中で体を負傷し、ろくに歩くことさえできなくなってしまい、リハビリに多くの時間を費やし、月日はどんどん進み2年も経過してしまったという状態でした。

2年が過ぎても、毎日が日曜日の「孤独」につきまとわれている生活は慣れることはありませんでした。
我が人生はこのまま消えていくのか・・・ってね。

 

朝起きてその日のやるべき事が決まっていないと、一日をダラダラ過ごしてしまいます。余計に暇になると、すかさず「孤独」がススーっとすり寄ってきます。ところが、予定表に予定が埋まっていれば「孤独」は近寄ってこないのです。

暇で一人で過ごす日々が続くと人恋しさが生まれ、会話が生まれそうな場所を探し出し、共通の話題で集まる団体や勉強会、そしてカルチャースクール等に顔を出し始めました。会話の力は「孤独」の存在すら忘れさせてくれるのです。

やる気さえ萎えなければ、「孤独」から逃れるなんて簡単です。

孤独から逃れる方法は

やる気が萎えなければ、孤独から逃れるのは簡単です。

(こんなイメージですかね。)

 

1)予定表を作り目一杯に埋めましょう

自分の趣味や勉強や運動、おこなって楽しい事、熱中できる事で 予定表を作って埋めてみましょう。

毎日が日曜の生活は、自分で忙しくする生活リズムを作れないと「孤独」に襲われてしまいます。何をやったら楽しくなるかがわからない老人に「孤独」がすり寄ってきます。

予定表は、自分で興味のある事①運動(ジョギング、里山歩き、水泳等)、②ブログ運営、③英語・科学・株式の勉強 の三つを中心に時間の見える化に役に立ちます。

そして、それぞれの項目についての目標の細かな設定も大切ですよ。

 

2)会話の生まれる場所に顔を出しましょう

お一人様が好きな人でも基本的に人間はソーシャルアニマルです。グループの中で安心、安全を感じやすい。長生きをすればするほど社会的な活動をしていないと自然にひとりぼっちの生活になります。そこに集う人達と共通の目的あり会話の生まれる場所、趣味、勉強、遊び、なんでもOKです。

私の場合、現役社会人用の英語教室、シニア用のグリーンビレッジ、科学クラスに入って楽しんでいます。

 

3)体が健康であることが楽しいことの基本です。

体が健康でないと、何をやっても楽しく無くなります。かならず、健康を維持するための 運動、スポーツは予定表に入れましょう。萎えなければ、がんばれるのです。

私の場合は健康維持のため、ジョギング、里山歩き、時には水泳やサイクリング等々。
特にジョギングと里山歩きには多くの時間を費やしています。

ポイント:グループでのスポーツは楽しいのですが、70歳くらいになると、止める人が多くなってしまうので、単独で出来るスポーツを考えておくことも重要になってきます。

自分で興味のあるもので忙しくしているだけじゃないかと言われそうですが、忙しい人には「孤独」は近づいてこないのです。これは自分がリタイア後の経験から得た貴重な知恵です。

 

 

4.それでも「孤独」はやってくる

もし、あなたが60歳代70歳代で、沢山の知人や友人がいたとしても20年後、それとも人によってはさらにもっと先の将来、自分も知人もそして友人の状況も大きく変わっていくでしょう。

健康な体が、いつしか自分の足で歩くことが困難になり、動けなくなり、寝たきり状態になってしまうこともあるかもしれません。

その状態になるタイミングをできるだけ遅らせることが大切で、「孤独」を感じるのはその時まで後送りでよいのではないでしょうか。

 

今日も訪問していただきありがとうございました。

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