今日の記事
一番上の孫娘から、なお父さん(=孫たちには爺さんをこう呼ばせている)は会社にも学校ににも行っていないのに、今でも毎日勉強しているのはなぜ? って聞かれて、「今でもまだ、「夢」を追っているからかもしれないね。・・・・」そんな話です。
他愛のない内容ですが、何かの役に立てれば幸いです。
”夢”とは
”夢”とは、努力によって実現できるもの。そして、努力しても出来ないものは、ただの憧れだと思っています。これは私の持論です。
今が一番の旬
そんな考えを持つようになった切っ掛け、そして夢を追いかける時の気構えの背景となったエピソードを、少し青臭い話しとなりますが、紹介したいと思います。
私が40歳の頃、父の看病である病院に通っていました。疲れるとよく病院の談話室に行って缶コーヒーを買って飲んでいました。そこでよく顔を合わせる患者さんがいました。30年ほど前のことですがはっきりと思い出すことが出来ます。当時たしか61歳のアルツハイマー型認知症で若くして入院していたようです。そして毎日病室を抜け出してきては談話室で英語の勉強をしていました。
その患者さん曰く、
「英語を話せるようになるのが”夢”でした。しかし、病気になってしまったし、歳もとりすぎた。 もっと若い時に勉強しておけばよかった。
しかし、よく考えてみると、一日一日と、病気は進行していくし、老いも進んでいく。
認知症は今が一番軽い状態。歳も今が一番若くて一日一日老いが進むことに気づいた。すなわち、思い立った時に行動するのが一番の旬なのだ。 さらに、
”夢”は努力するれば実現できるもの、できないものは”夢”なんかじゃない ただの憧れだ、英語は努力次第でまだ話せるようになると確信している だから私の今の”夢”なのだ。」
私の夢
私は、その時に伺った話に影響され、それを知恵として過ごしてきました。
お陰で恵まれた生活を送ってこられたのかな。そして、今でもそれを知恵として、いろいろな夢を追っているわけです。”夢”は実現させるもの。ただの憧れにならないように夢を追いかけているのです。
何歳になってもこの気持ちが萎えなければこれからの人生をより豊かに出来ると思っているのです。
孫娘の反応
私は、だから「今でも実現したい”夢”はいっぱいあるし、それらの”夢”を実現するには沢山の努力が必要なんだよ。」って嚙み砕いて話したのですが・・・。
なお父さんの話は、結局勉強をしろということなんでしょ・・・。そんなの面白くなーい、といって私ん部屋を出て行ってしまいました。
今日も訪問していただきありがとうございました。