今週の台風19号の水害の跡片付けをしながら、頭のなかで、あれこれ考えていました。
今日の記事は、偶然を味方につける人と偶然を敵にしてしまう人の違いは何なのでしょうか?という話の独り言です。
忙しいとは思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
95歳の妻の母親は、大きな川の近くの一軒家で、今でも一人で自活生活をしています。
ご存知のように、先週の早い時期から天気予報やマスコミ等は超大型の台風19号が関東地方直撃になるので注意するように警報を出していました。
住んで70年近く、氾濫なんて一度もなかった
当然、おばあちゃん話では、その警報は知っていましたが、住まいのすぐそばの川がオーバーフローで氾濫するなんて、過去の経験から想像もしなかったとのことでした。
この場所におばあちゃんは70年近く住んでいます。過去一度も氾濫なんてなかったので、今回も台風は問題無く過ぎて行くと考え、事前に避難することなんかまったく考えなかったようですね。それから、避難などで他人様の世話にはなりたくないなんてことを言っており、本当に気の強くわがままなおばあちゃんです。
前の家の住人が急病で救急車で運ばれた
ところが、台風が来た前々日におばあちゃんの家の前の家に住んでいる家族の一人が、急病で救急車で運ばれていってしまいました。そして、その後、容体が厳しかったため、そこの家族は全員でその病院に詰め、ずっとそこで泊まり込んでいたそうです。
おばあちゃんは、夕方になり暗くなり、台風が来るとの警報が出ている事以上に、周りがあまりにも静かで薄気味悪く感じたのか、我が家にTELをかけてきました。
妻も何気なく、特に考えることなく、台風の大きいのがくるから、我が家に来て様子を見ている? ついでに一緒に食事しない?・・・・等々
こんなやり取りの後、妻がおばあちゃんを車で迎えに行ってきました。
我が家で2日間過ごすことになりました
そして、暴風雨が特に有りませんでしたが、この日も次の日も我が家でのんびりと過ごしていました。
おばあちゃんは我が家にちょくちょく来ますが、我が家に泊まったのは家を建てて35年経ちますが、初めてでした。
いま思い出しても、なんで、台風の2日前から我が家に滞在したのか、そして、結果として我が家に避難した形をとったのか、よくわかりません?
おばあちゃんは難を避けた
おばあちゃんは、95歳になっても一人で元気に自活していることだけでもすごいと思っているのですが、単なる偶然かもしれませんが、水害が起こることを感じ取り、我が家に避難して、難を避けた訳です。
もしも、あの時95歳のおばあちゃんが一人で自宅に留まっていたら、命が危険な状態に陥ったと容易に推測できますからね。
やっぱり、おばあちゃんは何かをもっている。
スゴイ!
台風19号、床上浸水。家族の結束は頼もしい!という独り言